大徳寺伝来五百羅漢図

制作 : 奈良国立博物館・東京文化財研究所 編 
  • 国立文化財機構奈良国立博物館
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784217434

作品紹介・あらすじ

中国・南宋時代の寧波周辺の地において、淳熙5年(1178)からほぼ10年をかけ、林庭珪・周季常という絵師により全100幅が制作され、うち82幅が大徳寺に伝来する「五百羅漢図」。卓抜した画技と豊かな彩色を誇る中国・南宋時代の仏教絵画を代表する名品として知られる。また画中に金泥で記された銘文の存在によって、かつて寧波所在の寺院に伝来したこと、さらには画家・施入者の名前が判明する点でも極めて貴重である。
<br/> 奈良国立博物館と東京文化財研究所との共同研究の調査報告書を大幅に増補改訂し、論文・参考資料を追加・加筆のうえ、図版をより大きくし、高精細カラー印刷にて公刊する。
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<br/>■特色■
<br/>
<br/>◎ボストン美術館とフリーア美術館(ともに米国)に所蔵される12幅・江戸時代の補作(6幅)も含めた、現存する全100幅を大型図版で紹介。
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<br/>◎一点一点に画題と解説を付す。
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<br/>◎部分拡大図(40点)・絹目画像(170点)も高精細カラー図版で収録。
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<br/>◎最新技術・機器による今回の調査から、新たに存在が多数確認された銘文画像(48点)を翻刻とともに掲載。
<br/>
<br/>◎最前線の研究者による論文8本を収録。
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<br/>◎伝来史料・年表・関連図版など資料も充実。
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<br/>◎美術史研究はもとより、東アジアの文化史・宗教史を考えていく上で大きな役割を果たす大著。

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