アーサー・シイク義憤のユダヤ絵師

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  • 社会評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784505692

作品紹介・あらすじ

ポーランド出身のユダヤ人画家アーサー・シイクの義憤。漫画を武器として、その怒りはヒトラーのみならず、ヒロヒト天皇にも向けられた。シイクの作品、カラー44点、モノクロ142点満載。

感想・レビュー・書評

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  • ユダヤ人芸術家は原初に戻って大衆に自らの歴史を知らせるための芸術を創り出すべきだ。そうすることによって一人一人のユダヤ人の魂に有機と情熱を植えつけなければならない。
    ユダヤ人は生き伸びるためには2つか3つの言語を覚えざるをえなかった。
    シイクにとって、神を否定し、人間性を抹殺しようとするナチス相手の戦争では的をからかうだけでは足りない。徹底して憎むことが必要なのだ。
    絵は戦争の道具、とピカソも言った。
    殺人三人組み、アジアのナチス、ヒロヒトラーなどとヒロヒト天皇もナチスと友好関係があったので、徹底的にカリカチュアライズされていた。

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著者プロフィール

1932年、宮城県生まれ。1956年、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)。1964年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院にてM.A. in Polotical Science 取得。1976年、法政大学法学部教授。1987年、El Colegio de Mexico 客員教授。1992-93年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本研究所客員研究員。1999年、法政大学名誉教授。
○著書・訳書
『マッカーサーの二千日』』中央公論社、1974年(中公文庫、1976年);毎日出版文化賞・大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
『拝啓マッカーサー元帥様――占領下日本人の手紙』大月書店、1985年(岩波現代文庫、2002年)。
『私たちは敵だったのか――在米ヒバクシャの黙示録』潮出版社、1978年(増補改訂版、岩波同時代ライブラリー、1995年);(英語版)WERE WE THE ENEMY? American Survivors of Hirosima, Westview Press, Boulder,1998.

「2012年 『吉田茂=マッカーサー往復書簡集 [1945-1951]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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