量子論(改訂版) (基礎物理学選書 2)

著者 : 小出昭一郎

• 裳華房 (1990年3月25日発売)

作品紹介・あらすじ

今日、化学、生物学、電子工学など広い分野の基礎ともなっている量子論の筋道を正しく把握しておきたいと考えるのは、物理学の専門家でなくても当然であろう。そこで、あまり専門的でなく"お話し"だけの啓蒙書でもない量子論の手ごろな自習書の必要性はますます高くなっていると思われる。本書は初版が出て以来多数の読者に親しまれて来たが、今回、旧版のくわしすぎると思われる箇所を簡単化し、若干新しいことも加えて現代化をはかったものである。

感想・レビュー・書評

[山梨大学附属図書館電子ブックさんの感想 · 2022年1月11日]

https://kinoden.kinokuniya.co.jp/univ-yamanashi-lib/bookdetail/p/KP00030430

[nutlibさんの感想 · 2021年7月10日]

https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000090910

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[篠原康さんの感想 · 2011年3月30日]

同シリーズ同著者の量子力学の教科書に比べて、内容が中途半端でターゲットとなる読者層が不明瞭。

[アオネさんの感想 · 2007年10月29日]

初学者向け。量子力学概論という感じ。物理科で本格的に学ぶつもりでいるならすぐ物足りなくなると思う。

著者プロフィール

東京大学名誉教授、山梨大学名誉教授、理学博士。1927年 東京都に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学助手・助教授・教授、ジュネーブ大学招聘教授、山梨大学学長などを歴任。専攻は分子物理学、固体物理学。著書多数。

「2023年 『物理学（新装版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」