生涯うなぎ職人 二百年続く老舗「野田岩」の心と技

  • 40人登録
  • 3.70評価
    • (1)
    • (6)
    • (2)
    • (1)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 金本兼次郎
  • 商業界 (2010年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785504052

生涯うなぎ職人 二百年続く老舗「野田岩」の心と技の感想・レビュー・書評

  • 引用にも入れた冒頭ページの「店を出すために人を育てるのではなく、人が育ったから店を出す」という人材育成の考え方がすべて。
    とりあえず食べにいきたい。

  • 金本さんの暖かい人間味が溢れる一冊です。うなぎ職人としての考え方は職人としての話だけでなく、他のビジネスにも精通しているように感じました。素敵な本です。うなぎ食べたい。

  • ・今日は昨日よりも美味しくつくろう、明日は今日よりももっと美味しくつくろうと、常に高みを目指して挑戦し続けるーそれが職人です。
    ・後継者にも従業員にも、それぞれに夢を描けるような店であることが大切です。夢とは「こんな職人になりたい」「こういう仕事ができるようになりたい」「いつか自分でも店を持ちたい」といったことです。今にも潰れそうな店では、誰だって後をつぎたくはありませんし、雇われる方としても不安なので、日々の仕事に身が入りません。その反対に安心して仕事に励める環境であれば、それだけ技術が向上し、職人として成長できます。人材育成という意味でも、経営の安定化は重要なことだと思います。
    ・父は私によく「人より早く出なさい」と言っていました。遅い時間に仕入れに行ったら、良いうなぎが手に入らなくなるからです。
    ・お客様はゼロでした。ただの一枚も売れなかったのです。この時の気持ちは筆舌に尽くしがたいものがあります。お客様は来て当たり前ではないのだと、つくづく感じました。
    ・従業員に、訪問先の店の内装でも料理でもサービスでも、私の目線をなぞって善し悪しを判断させる。それまで気付かなかったことにも思いが及ぶようになります。
    従業員だけで行く時は「あのレストランはこれが評判だから、しっかり見ておいで」と助言をして送り出します。そして帰ってきたら「どうだった?」と感想を尋ねます。そうやって話をすると、店をしっかり見て来なければという意識で食事をしてきますから、従業員の店を見る目が育つのです。

  • うなぎ職人の著者が語る、職人とは、経営とはについての本。思っているよりも柔らかな語り口で語られる、芯の硬いお話の数々が出ています。

    職人といえども、その時の時代の流れは敏感に感じ取り、変化することも必要なのだと教えられた。それは、味にしても、人に対し方においてもである。

    今までの私の職人観を変える、そんな本でした。

  • 鰻を食べる前に、ふと。
    職人と商人と人として重要なこと。

  • 野田岩の5代目金本兼次郎氏の職人かつ経営者としての指南書。商人としてのもてなしの心、職人としての弛まぬ修行。職人としての誇りを持ちつつも謙虚さをもって学び、柔軟に変化していくことで老舗を守る。人材育成にも力を入れている。

全6件中 1 - 6件を表示

生涯うなぎ職人 二百年続く老舗「野田岩」の心と技を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

生涯うなぎ職人 二百年続く老舗「野田岩」の心と技を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする