一問一答 民法(債権関係)改正 (一問一答シリーズ)

  • 商事法務
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785726010

作品紹介・あらすじ

2017年5月に成立した「民法の一部を改正する法律」が、(一部を除き)2020年4月1日から施行される。1896年の民法制定以来、約120年ぶりとなる民法(債権関係)改正の全容を、法務省の立案担当者が一問一答形式で明らかにする。取引社会を基礎から支える契約に関する規定を見直すとともに、国民一般に分かりやすいよう実務上のルールを明文化した今回の改正の経緯・趣旨・実務への影響を示す、すべての実務家必携の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 債権法改正の書籍を読んできたけど、改正前民法を理解しているのなら、この本を読むのが一番手っ取り早いかも。急がば回れ。

  • Q&Aの形式を取りつつ、旧法の内容とその問題点・批評、旧法下の判例や一般的な解釈を紐解いた上で、その帰結として新法の原則と例外と解釈の余地・残る課題などを解説する。各条の改正の意義を腹落ちさせるには十分な情報量だと思う。本の全体構成は上記の流れで首尾一貫しており、多少分かりやすさを意識した面も感じる。他の改正民法の学術書に比べれば、実務で携わる論点は上手く理解が進んだ。

    とはいえ、個人的には難解であることに変わり無く、シンプルな具体例や実際のケースを紹介しているわけではないので、すぐにピンとこない論点については理解に時間を要した。初学者向けの書籍で改正箇所の結論を簡単に抑えた上で、その意義や背景を覗く際に、本書に立ち戻るといいかもしれない。

  • 東2法経図・6F指定 324.4A/Ts93i/Hara

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著者プロフィール

法務省大臣官房審議官

「2018年 『一問一答 民法(債権関係)改正』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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