それでも町は廻っている (1) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
4.08
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感想 : 228
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785926045

感想・レビュー・書評

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  • なんか色々吹っ飛びそうな勢いの女子高生が主人公。
    ほんとパワフル。
    絵も可愛いし、話もうまい。

  • 今更だけどKindleアンリミテッドで見つけたから再読してみたよシリーズ。
    令和の今でもこんな町がもしかしたらどこかにあるような、とっくの昔に消えてしまっているような、そんな不思議な感覚は時代を経ての再読ならでは、かな。

    それ町を読むと、昔「萌え」バブルの頃に一瞬だけあったとあるメイド喫茶を思い出す。
    シーサイドとは似ても似つかない、ブームに乗じて都会に開店した文化祭の模擬店みたいなチープなお店なのだけれど、同じような「ゆるさ」が心地よかったなーって。

  • 天国大魔境が面白くて、過去作にも手をつけてみました。
    日常系ですが、キャラクターも強いし、やりたいこともわかるし、とても好みです。

  • 『リンダキューブ』の「今時メシをうまそうに食う」を思い出させる
    今時「よく笑いすぐ泣く女子高生」の主人公らに代表される
    活力あるキャラクタ等が新鮮な日常もの
    登場人物の外形描写も巧みだが
    マンガとしては華がなくて苦労しそうな画(余計なお世話)
    内容に文句はないが演出がやや不足か

  • 「いやー普段見えない所にも人は暮らしてんだねぇ」

  • まとめて読むと一巻の歩鳥はやや性格が違う…が、話がどれも面白い。宇宙のはイマイチだけど他がどれも面白すぎる。
    大好きな漫画の一つ。石黒正数先生の話作りのうまさはトップレベル!

    • ふみお2さん
      連絡を取る手段が見つからないので
      こちらに失礼します。
      ブクログでDMが送れたら
      DMにするのですが、
      どうやらDM機能が無いらしく。。

      ...
      連絡を取る手段が見つからないので
      こちらに失礼します。
      ブクログでDMが送れたら
      DMにするのですが、
      どうやらDM機能が無いらしく。。

      Twitter退会されたのですか?
      余りに急だったので心配しています。
      どうか お元気で。。
      2011/11/29
    • @hrsestさん
      一応消すタイミングで「やめます」とは言ったんですけどそんなタイミング良く目にしないですよね(^_^;)
      ちょっと用事があるので一旦消したまで...
      一応消すタイミングで「やめます」とは言ったんですけどそんなタイミング良く目にしないですよね(^_^;)
      ちょっと用事があるので一旦消したまでで2週間ぐらいしたら復活する予定です!
      わざわざありがとうございます!
      2011/11/30
  • 表紙がメイドとかさー…どうせゆるさが売りの群像劇漫画でしょう、と思って読んだらケツにキックされた気持ち。
    丸子町商店街を舞台に、女子高生歩鳥と家族と友達と、ご近所の人たちの生活を描いた漫画。
    現在8巻まで。アニメは未見。

    とにかく健やかで、パワフルな歩鳥の生活を中心に、全体的に背負い投げレベルまで駄洒落をこじらせたようなギャグが盛り込まれたり、高校生の恋やらUMA、宇宙ネタやらギャグ漫画としてももちろん面白いのはもちろん、巻が進むごとに作者の生活に向けるまなざしがあんまりにも真面目なのが見えてくるので、健全さが鼻につくとか、ほのぼのを通り越して、ついついジーンとしてしまう。
    ギャグも、ファンタジーも、パラレルもリリカルもあるけど、つまるところ忘れたり、時が過ぎてしまうと確実になくなってしまうものを取りこぼさぬように焼き付けているような漫画だなあと思います。7巻第55話「時は待ってくれない」で出てくる歩鳥の台詞、
    「その…家も学校も商店街もみんな今の感じが続くといいなっ…ていうか……」という言葉につきる。
    普通の生活が、いちばん得難いものなのよね。

    最期まで追っかけるよ。

  • 高校生のときに読んで、いい街だなあと思った。再読して、今も同じ感想。

  • ミステリ漫画ガイドから。これはでも、かなり広義のってことだな。主人公がミステリ好きで、たまに推理シーンがあるってくらい。ここからの展開がダイナミックに変化するのかもしらんけど、とりあえず1巻の時点では、物語全体に及びそうな壮大な謎は提示されず。まあ面白いけど、どうしても読みたいってほどではなし。

  • 第1話至福の店ビフォア
    第2話至福の店アフター
    第3話セクハラ裁判
    第4話目
    第5話愛の逃避行
    第6話辰野トシ子は砕けない
    第7話宇宙冒険ロマン
    第8話看板娘が大人気
    第9話恋の方程式
    第10話カマボコ ボヨン ボヨン
    第11話猫少年

  • 3.6

  • 全巻好きですが登録するのは一巻だけにしてます。
    作風全体がノスタルジー。主人公だけでなく周囲のキャラクターがいい味出してる。
    声出して笑える。この漫画好きな人とは気が合う気がする笑

  • 大学生の頃、身の回りのサブカルに強い人たちの間で人気だったのに何故か読めてなかった。

    確かに面白い。

  • 推理


    世界観とキャラクターが安心する作り

    ミステリーはあまり読む方ではないので、
    甘い評価かもしれないがよく出来ていると思う

    時系列がバラバラだったりと
    作者の遊び心も、垣間見える

    ほのぼの読めるギャグミステリー

    嵐山ジョセフィーヌがヒロイン

  • どれほど時代が進んでも戻りたいこの世界

  • ハマる世界観。

  • 日常系で1番好きかも。もはや泣ける。ミシン蕎麦の話とか好き。

  • 1~16

  • <Soredemo Machi ha Mawatteiru>
      
    Digital Composting/雷門風太in竹工房

  • メイド!

  • 『それでも町は廻っている 回覧板』を読んで一から読み返したくなって出してきたので登録.回覧板を読んでから読み返してみると確かに新たな発見がたくさん見つかり,やはり石黒正数は天才だなと改めて思ったのでした.

  • (1)~(16)。完。

  • "「うわっはっはっはっはっは!!」
    「だ…大丈夫?無理して頭遣ってヘンになったんじゃない!?」
    「探偵が高笑いする時は 謎が解けた時と相場が決まっているのよ」"[p.62]

  • 連載終了まであとわずかということで再読。読み返すほど新しい面白さが見つかる名作です。

  • 主人公がドジでおばかだけど元気で明るくて好感。
    真田くんと学校をさぼるお話が好き。
    キャラの個性が強くていい。
    続きも読みたい。

  • 大体毎巻ともどこかで爆笑できる、シュールギャグ漫画の名作。シュールだよね?

  • メイド(風?)喫茶がある商店街での日常系コメディです。
    商店街や学校の日常感だったり、生き生きとしたキャラたちを見ていると、こういう商店街に住んでみたいなと思っちゃいますね。

    序盤こそメイド設定を絡めつつドタバタギャグを展開しましたが、『目』のようなミステリー要素があるエピソードだったり、『宇宙冒険ロマン』はSF要素も絡めるという幅の広さがすごいです。
    『愛の逃避行』『カマボコ ボヨン ボヨン』も日常の中での小さな冒険感が出ていて好きですね。真田の片思いは本人にとっては切実だと思いますが、あのめくるめく心理描写にはかなり笑わせてもらいました。
    『辰野トシ子は砕けない』のオチも綺麗に対比になっていて好きですね。

    あと、ちょっとしたコマにパロディや伏線があって、読み返すと新たな発見があったりして楽しいです。
    シーサイドの由来は?とクイズっぽく出されていますが、確かに「謎を解くカギは意外な所に転がっている」でしたね。
    小ネタをまとめているサイトもあるので、読んだ方は見てみると面白いかも。

  • 日常と非日常のバランスが素晴らしく読む度に楽しめる作品。

  • あ、主人公、この見た目にして、こういう性格なのね、と新鮮な驚き。
    もちろん願ってもない喜び。追う。

  • ギャグ気質の女子高生・嵐山歩鳥と、彼女の周りをとりまく商店街や学校の友人たちとの日常コメディ。1巻は話の動かし方を模索している段階だったのかな、当初特に強く印象に残った話はなかった。作品の特色もこの時点では薄く、3巻まで読んで合わなかったら読み続けるのをやめようと思っていたほど。悪くはないけど、いまひとつ物足りないといった感触。でも続きを買い足していったら、2巻で唸り、ハマった。何気ないコマの中にいい言葉や考えさせるテーマがあったり、ニヤッとするような言葉遊びが楽しい。

    いまひとつでも3巻までは読んでみようと思ったのは、石黒先生が藤子・F・不二雄先生を尊敬する人にあげていたからだ。藤子先生のファンには対応が違う、平和的差別を発動。

    藤子・F・不二雄先生のファンとしては、第5話「愛の逃避行」のラストがドラえもんの「もりあがれ!ドラマチックガス」のパロディになっていることを見過ごすわけにはいかない。ちなみに元のドラえもんのラストでは、秘密道具でオーバーに盛り上がった一日を過ごしたのび太が、その日の感動を忘れないように日記をつけようとして「これだけだったかなあ?」とつぶやいている。…というドラえもんのパロディを抜いても、単純に日記を書くときの「あるある」としても読めて面白い。日記をつけようとするとなぜか言葉が全然出てこなくなって、間抜けな文章しか書けないことって結構あると思う。妖怪不祥事案件。

    キャラクター面では、主人公の性格を現実にいそうであまりいないお人好しキャラにしたのが良かったなと思う。あまり個性を誇張されると鬱陶しく感じてしまう。マヌケ属性はあるが過剰なドジっ子でなく、明るく素直で年の割には少し子供っぽい。初期こそ多少キャラ強調があるが、次第に誇張も落ち着いていき気にならなくなった。ちょっと保護者のような気分を味わいながら読むような作品だ。なので、単行本初期の作品紹介でメイド属性を押すアオリは作品の雰囲気とあまり合っていない気がする。「メイド」=萌え系かと思い、読むのをためらっていた時期があったので。誤解されそう。

    基本的には一話読み切りの構成の中、たまに挟まれる推理小説的なストーリーより、商店街の人たちとわいわい騒ぐ日常パートの方が好き。キャラクターでは真田くんと紺先輩がごひいき。真田くんの残念報われない感じと暴走する妄想、紺先輩のネコっぽい感じとツンデレ加減がかわいい。

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著者プロフィール

1977年生まれ、福井県出身。
2000年、『ヒーロー』でアフタヌーン四季賞秋の四季賞を受賞しデビュー。
2005年から『それでも町は廻っている』の連載開始、2010年にテレビアニメ化、2013年に第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。『木曜日のフルット』『外天楼』『ネムルバカ』など、幅広いジャンルを手掛ける。『天国大魔境』が「このマンガがすごい! 2019」オトコ編第1位にランクイン、2023年4月よりテレビアニメも放送された。

「2023年 『天国大魔境(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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