- Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785951740
感想・レビュー・書評
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それ町終わっちゃったら厭だなって心底思った。エピローグ読んで。どきっとしたもん。
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面白いよなぁ。日常系だった漫画が段々とプチミステリーの様相を呈してきた。日常系ミステリーって感じだろうか
短編の連続だけどその一つ一つに必ず伏線とオチがある。しかもそのオチが意外と予測できないのだ。お約束かと見せかけてその斜め上を来る
そしてセリフの端々から読み取れる行間があり、それを見つけるのもまた面白い。タッツンが「嵐山さん」と呼んでいてまだ出会ってしばらくなのかなぁ、とか。歩鳥が紺先輩にチーズ味の大判焼きを買ってきたり、飲みかけのジュースから紺先輩かどうか判別したり、そういう細かなセリフ回しが登場人物同士の距離感を表わしているようで、上手い
この漫画でしか味わえない感覚が確かにある -
第90話消された事件
第91話まぬけな大晦日の過ごし方
第92話ナイトストーカー
第93話歩鳥はコタツで推理する
第94話A・KO・GA・RE ロンギング
第95話ユキコの剣
第96話幽霊絵画
第97話二少女漂流記
第98話エピローグ -
<Soredemo Machi ha Mawatteiru>
Digital Composting/雷門風太in竹工房 -
「まぬけな大晦日の過ごし方」は、歩鳥と真田が大晦日に出会う話。大きな事件が起こることもなく、ゆるい雰囲気をたのしむことができました。「ユキコの剣」は、剣道を習っているユキコが練習試合に出場する話。歩鳥以上の大物の片鱗が垣間見られます。
「A・KO・GA・REロンギング」は、紺先輩の知っているアーティストが、喫茶シーサイドにやってくる話。これも、どうということのない丸子商店街の日常を切りとった一編ですが、歩鳥と紺先輩の関係性が温かくえがかれています。
本巻の最後に収録されている「エピローグ」は、登場人物たちの十年後がえがかれており、連載時にはちょっとした話題になったようですが、続巻が出ていることを知っていても、たのしませてもらえました。 -
『まぬけな大晦日の過ごし方』で神様への願い事が歩鳥らしいなって思った。真田の「自分の分が入ってなかったけどいいのか?」という問いに、
「自分の身は自分が気を付けりゃいい話だから 神様に頼む事じゃないさ」って答えてたのがカッコいい。この答えを聞いてるのに、真田は最後まで「わかっちまった神のシステム!」ってやってるところがなんとも(笑)
『A・KO・GA・REロンギング』では紺先輩と体育祭でできた友達とのやり取りが見られてよかった。そして、自分や周りが作ったイメージと本人とではギャップがあって当たり前なんだよね。紺先輩が神崎アキトへ抱いていたイメージのように、紺先輩自身も周りからのイメージとのギャップがあるわけで。そのイメージに惑わされず真っ直ぐ踏み込んでくるのが歩鳥なんだろうなとも感じた。
『エピローグ』はあの内容に歩鳥の願望も込められているんだろうなと思うと味わい深いね。静のことはまだ見抜いてないっぽいし、真田のことは髪のこと以外気にしてなさそうだなとか。十年後とか未来の話も読んでみたいね。 -
最終回説が出てたとは知らなんだ(笑)
多分、本当の最終回は最終回と思わせないような話だと思うな。
時系列最後の話はもう出てるかもしれないしね。 -
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