スピリットサ-クル: 魂環 (03) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
4.38
  • (41)
  • (24)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 311
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785952556

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 方太朗の過去生も切ないけど、岩菜(鉱子の過去生)とも和解していたし今までの過去生よりは救いのあるものだった気がする。方太朗と岩菜があの後夫婦になって朱里を娘として引き取り、幸せに暮らす姿は見たかったけど。

    方太朗の過去生でも因縁は解消できないなんて、フルトゥナはどんだけ極悪なことをやらかしたんだ……もう勘弁してあげてもいいのでは。何がどうなったら因縁が解消できるのかさっぱりわからない。

    鉱子の照れ顔とか動揺した顔がかわいかった。

  • フータの動機付けと方太朗編。
    ここまで見てきたなら、フータの動機は読者の心にも育まれたもので十分補足可能に思えます。
    言葉にできなくても、今の、フータの「気持ち」が乗っていれば、それでいい。

    さて、方太朗編ですが、最初の印象としては「ヴァン編の再演」でした。
    兄弟の争い、刺客への対処と類似点があります。
    しかし、ヴァン編で重要なのは、現代の人々との縁の始まりと、レイの存在でした。
    対して方太朗編で重要なのは、コーコとの恨みつらみの決着と、現代(町編)との繋がりを描くことのように思えます。
    共通した縁の中で繰り広げられるドラマのため、再演のように感じたのだろうと思います。(ということはおそらく、弟との物語もこの後語られるのかな?)

    方太朗編で感動したのは、"今"に繋がっているという確かな実感が得られたことでした。
    これまで「演目」などと呼称していたけど、そんな軽いものじゃないよと。
    これまであった出来事も、方太朗編も、確かに現実に存在したと。
    そして魂の繋がりが、璃浜と刃九狼とその子孫という形で結実したんだということが、滅茶苦茶伝わってくる素晴らしいエピソードでした。
    フータは過去生を投影するためのスクリーンでなく、過去生が収束して新たな生を歩む存在なのだと感じました。
    そして、コーコとフルトゥナもまた、"今"何かを結実させる兆しのように思えました。

  • 幾つもの過去生を体験する中で自我も認識もあやふやになりつつ有る風太
    このあまりに明確すぎる危うさは鉱子と向き合い続ける危うさに加わるもの。イーストが止めるのも当然の状態
    だというのに風太は……

    ここで風太が持ち出した理論は恐ろしいまでに曖昧。
    「なんか前よりやる気出てきたから」なんて主人公の主張じゃない
    でも、自分の過去性が鉱子の過去生や無関係の人々に何をしたかを知ってもなお、そう言い切れるのは一つの強さでは有るのか
    止めに来たイーストでさえ、応援したくなった風太の強さ。彼の強さの源泉は一体どこにあるのか…

    第五章方太朗
    これまでが古代ヨーロッパ風や南米系の世界観だったのに対してこちらは江戸時代初期辺りかな?その御蔭か世界観は非常に判りやすかった印象

    このエピソードでは鉱子の過去生、岩菜が関わるのは終盤になってから。どちらかというと、これまでに登場した他の人物の過去生、特にテツとウミの過去生に決着をつける意味合いが大きかったように思う
    第四章でも色恋の香りがした二人の過去生、こちらのエピソードでも身分違いの恋という在り方は変わらないままに第四章とは大きく異なる結果を得ることが出来た
    これはフウロの人生における後悔が有った結果、方太朗の意識に影響を与えたのではないかと思えてしまう

    そして衝撃的と言えるのは方太朗と岩菜の結末
    過去生の影響もあってか命を奪い合う寸前まで戦いあった二人。だというのに住職の言葉一つでその関係が変わってしまうとは
    これも全てはロカが因縁を回避しようとした努力の結果なのか…?
    というか、この時点で因縁が解けてしまうなら残りの過去生で風太は何を見ることになるのやら…

  • こっちまで泣きそうになりましたわ。

  • コミック

  • 莉雁コヲ縺ョ驕主悉逕溘?縺。繧?s縺セ縺偵?荳也阜縲よ姶蝗ス譎ゆサ」縺ィ縺区ア滓虻譎ゆサ」蛻晄悄縺ィ縺九?∵姶荵ア縺後¥縺吶?縺」縺ヲ繧区─縺倥?ょ、ァ譫怜?逕溘′繝舌き縺?縺代←縺?>繧ュ繝」繝ゥ縲

  • お互いを許すこと以外に、何か大きなトリガーがありそう。今の風太には多くの味方がいるのが良い。風太がこれまでの因縁を超えた何かをしてくれそう、という予感が徐々に高まってくる。

  • 4.6

  • 06.24.14 時間系はおもろい

  • フルトゥナの業が気になって仕方がない。が,少なくとも後過去生が2回もあるのだ。6巻あたり?

全20件中 1 - 10件を表示

水上悟志の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×