数学と文系ちゃん ~役に立つ数学のススメ~ (ヤングキングコミックス)
- 少年画報社 (2016年4月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (123ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785957537
作品紹介・あらすじ
じゃんけんの必勝法、宝くじが当たる確率など、どれだけ数学がニガテな「文系ちゃん」でも読めば納得できる!?
「勉強」の数学は嫌いだけど、「世界を動かす」数学の世界をちょっと覗いてみたい……
そんなあなたに笑って得する新感覚数学コミック!!
◎目次
第1話 決戦は金曜日 - じゃんけん必勝法
第2話 スカイツリー3本分のトランプ - 宝くじ
第3話 どうしてマイナスかけるマイナスがプラスになるの? - 負の数
第4話 32×25が3秒で解ける方法 - インド式計算
第5話 あの子とつきあえる告白戦略 - 恋のゲーム理論
第6話 美人になれる法則 - 黄金比
第7話 何%の確率で起こったことが奇跡と言える? - 誕生日問題
第8話 アンケートの罠 - 平均値
第9話 恋のL字廊下争奪戦 - くじ引きの公平性
第10話 伊呂波歌ラブレター - 暗号
第11話 お金持ちと貧乏人 - ギャンブル必勝法
第12話 幽霊を信じたほうがいいかを決める方法 - パスカルの賭け
感想・レビュー・書評
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学習マンガよりはマンガ寄り。まあ面白いのだけど、前作の謎解き(マンガの中の何が数学に関係しているのか)は、マンガの分量が増えた分減った感が。
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『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(中公新書ラクレ)を読んで以来、この人の数学漫画の新作が出ないか期待しておりました。この度ようやく入手して読了したのでレビューします。
「数学がバカ」な女子高生まどかと、まどかが数学的にトンチンカンなことを言う度にしゃっくりが出るため風邪を引いていようが直ちに飛んできて間違いを正す「数学バカ」高校生八神のお話です。全体的には「確率」の分野の話が多め(12話中6話)。それから数論、インド式数学、ゲーム理論、統計、黄金比の話と言ったラインナップ。確かに確率は「数学がニガテになるきっかけになりやすい」「一番”???”になりやすい」分野であるなぁとは思いますが、やっぱりこの著者、専門なのか好みかは置いておいて、チョイスとして数論関係の話が多いですなぁ。
くじの公平性の話はすごく分かりやすかった。 -
数学マンガ。内容的には確率論が多い。直感と反する結果を導きやすいからだろう。予想どおり、聞いたことがあるネタばっかり。子供が、算数→数学になったので、そのへんの導入の助けになりやしないかと思って購入したが、ウケは悪かった。
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本屋でタイトルだけ見て購入。
面白いですね。数学の部分が作中で押し付けがましく解説している分、読者に対してあまり押し付けがましく感じません。メタな感じで見れているからでしょうか。