挑戦する図書館

著者 :
  • 青弓社
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本棚登録 : 81
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787200587

作品紹介・あらすじ

知的な創造と仕事・生活に役立つ社会的なインフラとしての図書館は、いま何を考え、実践に取り組むべきなのか。本・知識・情報がもつ内容とサービス、住民福祉を増進するための寄与、読書の推進と役割、などを理論と実践の両面から検討し、施策を提起する。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の役割と今後を考える
    ネットワークが広がり 誰でも情報を入手できる時代である
    今でもリファレンスが有用で 有効なサービスである
    地域における図書館の位置づけ地域に向けての取り組みが必要
    今後も増え続ける情報とは何かを考える

  • 「知的な創造と仕事・生活に役立つ社会的なインフラとしての図書館は、いま何を考え、実践に取り組むべきなのか。本・知識・情報がもつ内容とサービス、住民福祉を増進するための寄与、読書の推進と役割、などを理論と実践の両面から検討し、施策を提起する。」

    わかりやすく説得力がある。メモしまくり!
    司書資格を取るため何度も読んでいる。

  • 情報技術社会での図書館のあり方を探る本。知的な創造の場としての図書館という考えには私も賛同する。沖縄憲章にもある住民の情報活用能力を上げるためには、従来から情報を扱ってきた図書館の助けが必要だ。そのためには司書の能力向上が欠かせない。

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000140323

  • デジタル化が進む今、出版社も本屋も図書館もどうやって独自のサービスをしていくべきか、考えていかなければいけないのだろうなと考えさせられる本でした。調べてみると電子図書を貸し出す図書館もあったりして。うーん電子図書に関してはどうするのが一番いいのかよくわからない。

  • いま、図書館がどのように生まれ変わろうとしているか。どんな役割を求められているか。
    将来の図書館利用者のために学校図書館では。。と考えてみたり。
    (まっきー)

  • 知的な創造の場であり、地域やまちづくりの核であり、人と知識や情報を結びつける場としての役割をこれからも果たすべく、ITCの進化とともに図書館も挑戦すべし。

    図書館としての役割を果たすために時代に合わせて変わる、変革期はまだしばらく続きそうです。

  • 図書館は知識創造の場。
    地域社会の課題解決も行う。

  • 地域との交流、図書館員のスキルアップが最重要課題と読んだ。
    インターネットの普及によって、あるべき図書館像が急激に変化している。うちの地域はネットカフェもないし、公共施設にインターネットを使える場所もない。ひとまず出来そうなのは、図書館でWiFi環境を整えることかな。読書手帳よりそっちの方が需要がありそうだ。

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業後、東京都立中央図書館勤務、特別区協議会調査部、東京都企画審議室調査部をへて、昭和女子大学へ。現在、昭和女子大学名誉教授。著書に『レファレンスと図書館』(皓星社)、『図書館のこれまでとこれから』『挑戦する図書館』『調べるって楽しい!』『これからの図書館・増補版』『図書館の可能性』『文科系学生の情報術』『世界文学をDVD映画で楽しもう!』『DVD映画で楽しむ世界史』(いずれも青弓社)、共著に『図書館概論』(学文社)、『触発する図書館』(青弓社)、編著に『読書と図書館』(青弓社)など。

「2021年 『まちづくりと図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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