本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787232588
作品紹介・あらすじ
精神障害者の犯罪責任を免除する刑法39条。その起源を刑法史に探り、「理性的な人間像」と対立する「非‐人間としての精神障害者」という問題性を指摘する。責任能力を認めないのは精神障害犯罪者を「人間」と見なしていないと批判して、39条の廃止を訴える。
感想・レビュー・書評
-
社会理論と社会システム〜責任をどのように考えるか〜
レポートを書くために読破しました。
触法精神病患者がなぜ罪に問われないのか?
歴史的経緯が理解できました。
オススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほんとにいらないだろうと心の中で呟く。
精神障害だけで死刑にならない?いや。あなた殺したんでしょ?
罪は罪だよ。みたいな。 -
「精神障害者」 は、裁かれる主体であることによる人権の確立。「意志責任」か「個人責任」かの責任能力問題。近代主体「自由意志ー理性的人間像」を基本とした法律体系の中で、精神鑑定の欺瞞と、刑法39条(心神喪失)と心身喪失者等医療観察法(予防拘束)と他刑法(共同共謀犯と他処罰)の間に横たわる大矛盾を突く。
-
分類=刑法史・刑法39条(精神障害者の犯罪責任免除)。06年6月。
全5件中 1 - 5件を表示