海辺の恋と日本人: ひと夏の物語と近代 (青弓社ライブラリー 77)

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  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787233615

作品紹介・あらすじ

明治・大正期以降に海水浴を楽しむにつれて、海辺は男女の出会いや別れ、恋愛の物語を織り成す空間になっていった。戦後にはアメリカ・湘南・南国などのブームを経て、多様なひと夏の物語を描き続けている。海辺と恋愛の100年にわたる物語をたどる文化史。

感想・レビュー・書評

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  • 海水浴の歴史から、太陽族、湘南、南国リゾート、POPEYE 創刊の話等。学術論文をエッセイとして書き直した作品。今までありそうでなかった夏の海辺と恋愛をテーマとして時代毎に追い、日本の若者文化の歴史の流れを知る私にとって興味深い一冊でした。

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著者プロフィール

1974年、広島県生まれ。同志社大学文学部教授。専攻は日本近代文学、文化研究。著書に『テレビドラマと戦後文学――芸術と大衆性のあいだ』(森話社)、『海辺の恋と日本人――ひと夏の物語と近代』(青弓社)、『流行と虚栄の生成――消費文化を映す日本近代文学』(世界思想社)、編著に『谷川俊太郎 私のテレビドラマの世界――『あなたは誰でしょう』』(ゆまに書房)など。

「2023年 『関西フォークとその時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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