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- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787270801
作品紹介・あらすじ
なぜ写真家はインドに向かい、何を撮り、何に心を打たれるのか。人々はうずをまき、聖なる河はすべてのものを呑み込む──混沌・喧騒・氾濫の大地。14人の写真家がはるかかの地に想いをはせ、魅惑的な写真と文章で描く、凝縮されたインド。
感想・レビュー・書評
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インドを舞台として選んだカメラマン14人が、「写真」と「インド」が自分の中でどのようにリンクするのかを綴ったエッセイ集。いろいろな想いに触れられる、素朴に楽しい一冊です。
「旅を続けることによって、さまざまなものが見えてくる。そのどれもが、最初の旅で自分の目に入っていたものだ。だが、本当に見えてくるには時間がかかる。そして見えてきたとき、初めて考えることができる。百も二百もの思いつきのなかから、深い意味を持ったものだけを残す。それから、それにふさわしい表現のための独自な手法、方法を編み出す。こうやって僕の場合、美術から人間の営みへ、人間の表情へ、人間と不可分な関係をもつ「物」へと、関心を広げてきた。」
山田和「インドで写真を撮る」より詳細をみるコメント0件をすべて表示
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