写真家はインドをめざす (写真叢書)

  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787270801

作品紹介・あらすじ

なぜ写真家はインドに向かい、何を撮り、何に心を打たれるのか。人々はうずをまき、聖なる河はすべてのものを呑み込む──混沌・喧騒・氾濫の大地。14人の写真家がはるかかの地に想いをはせ、魅惑的な写真と文章で描く、凝縮されたインド。

感想・レビュー・書評

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  • インドを舞台として選んだカメラマン14人が、「写真」と「インド」が自分の中でどのようにリンクするのかを綴ったエッセイ集。いろいろな想いに触れられる、素朴に楽しい一冊です。

    「旅を続けることによって、さまざまなものが見えてくる。そのどれもが、最初の旅で自分の目に入っていたものだ。だが、本当に見えてくるには時間がかかる。そして見えてきたとき、初めて考えることができる。百も二百もの思いつきのなかから、深い意味を持ったものだけを残す。それから、それにふさわしい表現のための独自な手法、方法を編み出す。こうやって僕の場合、美術から人間の営みへ、人間の表情へ、人間と不可分な関係をもつ「物」へと、関心を広げてきた。」

    山田和「インドで写真を撮る」より

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著者プロフィール

1955年、東京都生まれ。最初はファッション写真をめざしていたが、80年代後半より、アジアを中心とした旅が始まり、写真と文章の本を出していく。出版物に『アジア亜細亜──無限回廊』『アジア亜細亜──夢のあとさき』(講談社文庫)、『エイジアン・ガール』『快!撮!アジア旅の写真術』(新評論)、『フィリピン街道−バハラナ』『フィリピン街道−マガンダ』(凱風社)などがある。 

「1997年 『写真家はインドをめざす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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