〈戦後〉の音楽文化

著者 :
制作 : 戸ノ下 達也 
  • 青弓社
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本棚登録 : 18
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787273857

作品紹介・あらすじ

時代を象徴する事象と音楽の関わり、転換点になった歴史的なイベント、市民生活で育ってきた合唱・演奏文化、ポピュラー音楽の展開など、戦後70年とこれからの音楽を考えるという視点からキーワードとコラムを選んで、コンパクトに解説する読む事典。

感想・レビュー・書評

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  •  太平洋戦争から現代にいたる音楽の歩みを様々なジャンルを通して述べているのが今回の本だ。
     
     読んでいくと音楽の世界も時代の波に翻弄されたり、新たな時代を作っていく原動力にもなっていったことが分かる。

     それぞれの項目は、1,2ページ程度でコンパクトにまとまっていて読みやすい。

     これから音楽の世界がどうなっていくのか、そして音楽によって社会がどのように変化していくのか気になるところだ。

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著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。立命館大学産業社会学部卒。都留文科大学・明星大学非常勤講師、日本大学文理学部人文科学研究所研究員、洋楽文化史研究会会長。専攻は近・現代日本の社会と音楽文化。著書に『「国民歌」を唱和した時代――昭和の大衆歌謡』(吉川弘文館)、『音楽を動員せよ――統制と娯楽の十五年戦争』、編著に『〈戦後〉の音楽文化』『日本の吹奏楽史――1869-2000』、共編著に『日本の合唱史』『総力戦と音楽文化――音と声の戦争』(いずれも青弓社)など。また「音楽文化新聞――戦時期文化史資料[復刻版]」『厚生音楽資料全集――戦時期の音楽文化』(ともに金沢文圃閣)などの資料復刻や演奏会監修による「音」の再演にも注力している。第5回JASRAC音楽文化賞受賞。

「2023年 『戦時下日本の娯楽政策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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