三人の名探偵のための事件

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制作 : Leo Bruce  小林 晋 
  • 新樹社 (1998年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787584854

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三人の名探偵のための事件の感想・レビュー・書評

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  • ピーターとバンター、ポワロ、ブラウン神父のパスティーシュ。
    推理形式は毒入りチョコレート。



    ノックスマシンの引き立て役連盟で本作を知った。
    ノックスマシンではヘイスティングスとバンターがタウンゼントのことをめちゃくちゃにこき下ろしていたけどなるほどと思った(笑)


    ポワロもウィムジィも本家では、警察の知っている情報はちゃんと把握してることがほとんどだから、こんなミスはしないだろうなあと思いつつも、
    彼らの性格は良く捉えられている気がする。


    ポワロとウィムジィを全部読んだ者としては終始ニヤニヤしながら読み通した。

    欲を言えば、バターフィールドには、卿のこと閣下って読んでほしかったなあ。


    他のパロディもいろいろと読んでみたいな〜


    ●▲◼︎


    解説に、各名探偵が登場してすぐにピンと来なければこの作品を読むのはまだ早い
    って書いてあって、

    分かるも〜ん

    と(笑)

  •  こういうパロディ作品は楽しい。名探偵はひとりいればいいのであって三人が三様の解決をしたって真実は一つなのだから。ある邸宅に招かれたいわくありげな招待客たち。パーティの夜に起こる密室殺人事件。誰が何のためにそして何よりどうやって被害者を殺しえたのか。三人の名探偵がそれぞれの推理を繰り広げる。こういう趣向の他の作品同様、名探偵たちは狂言回しなのであって真相は別のところにあるのだよなというのは容易に予想できる。事実、われらがビーフ巡査部長が一見風采の上がらない地元警察の捜査員として一枚噛んでいるとなればなおさらだ。かくしてそれぞれに納得のいく推理合戦の最後に意外な真相が明らかになったと思いきや、そこからまたひとひねりあるというどんでん返しで幕となる。さすがにうまい。

  • パーティの夜に起きた密室殺人に、ピーター卿(とバンター)、ポワロ、ブラウン神父を模した探偵たちがそれぞれ「彼ら」らしい捜査をはじめます。
    語り手はパーティーの客・タウンゼント青年。それぞれの名探偵についていって、凡人の反応をするいわゆる「ワトスン役」の役割を意図的に演じている節があって笑えました。
    結末の展開は途中で想像できてしまうけれど、各探偵のパロディが期待通りに進む楽しさがあるので良いと思う。

    あとがきによればビーフ巡査部長とタウンゼントのコンビのシリーズ1作目なんだとか。なるほど!

  • 英国ミステリ好きに捧げるユーモアミステリ、とでも言いましょうか。ビーフ巡査部長シリーズの1作目。
    タイトルの通り3人の『名探偵』が登場しますが、それが、ピーター・ウィムジイ卿、ポワロ、ブラウン神父のパロディキャラクターという見事なまでのパスティーシュです。読んでる最中、それぞれ『名探偵』の台詞回し、行動パターン、思考過程など素晴らしい模写っぷりで感心しっぱなしでした。
    特に、プリムソル卿(←ウィムジイ卿のパロディ)が、お付きの執事であるバターフィールド(←もちろんバンターの以下同文…)に、古書のオークションに自分のかわりに行ってくるのを指示しつつ、「購入したい本にはカタログへ上限価格を記入しておいた」と言い放ったとき、あまりのキャラクター模写の愛らしさに床をのたうち回りましたよ。素晴らしい。
    『名探偵』3名とも、ちょっぴり安っぽい(うさんくさい)雰囲気のパロディで笑って楽しめます。

    ミステリとしても、『名探偵』3名が考える事件のカラクリが、いかにもそれぞれのキャラ風の思考過程に基づいている雰囲気ばっちりで、多重解決モノの展開、たっぷり楽しめました。
    英国ミステリ好きの人にオススメ!(一応、セイヤーズ、クリスティ、チェスタトンをそれぞれ1冊は読んでいて、各元ネタ名探偵を知っている状態で読むことをオススメします)

  • ビーフシリーズ1作目です。
    ウィークエンド・パーティの夜、探偵小説論が戦わされた後、密室殺人事件が起こります。
    翌朝、現れた3人の名探偵達がそれぞれ推理をつくして謎に挑戦します。
    ピーター卿、ポアロ、ブラウン神父を思わせる3人の名探偵達の捜査、尋問が面白いです。
    モデルになった探偵の事を思い出しながら楽しめ、作者の遊び心にニヤリとさせられます。
    本書は多重解決あり、ドンデン返しありでただのパロディではないです。

  • ウィークエンド・パーティの夜、閉ざされた部屋で起こった殺人事件。翌朝現れた三人の名探偵たちがそれぞれ推理をつくして謎に挑戦するのだが……。
    ピーター卿、ポアロ、ブラウン神父を思わせる三人の”名探偵”たちのいかにもな言動や、そこに向けられたシニカルな視線にニヤニヤさせられる。ロジックやフェアさに多少の難は感じるものの、多重解決あり、ドンデン返しありと、ただのパロディには終わらずミステリとしてもなかなか巧妙。

    肩の力を抜いて愉しめる逸品。

  • 469.初、並、カバスレ、帯なし。
    2009.10/17.伊勢BF.

  • 不可能犯罪の謎を解くため現場に乗り込んできた、三人の名探偵たち。彼らは周囲の人々を煙に巻きながら推理合戦を繰り広げる。この三人はそれぞれピーター卿、ポアロ、ブラウン神父のパロディで、いかにもそれらしい言動と、原作にはないうさんくささのバランスが絶妙。(あえて言うなら、スミス神父には「〜じゃよ」とか「〜じゃが」とか言わないでほしかった。創元のブラウン神父はそういう話し方はしないもの。)気軽で楽しい読み物である。

  • 大人げないのは分っているが、ポアロはこんなじゃない!と思う

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