赤死病

  • 新樹社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787586025

感想・レビュー・書評

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  • 百年後の2014年の世界人口を80億と予想。その数十年後、数万?

  • いやもうこの人、八面六臂のお人。
    ボリス・ヴィアン並みです。

    ただ、お店を広げすぎて、拡散しているような。
    ロンドン下層ルポの「どん底の人びと」は面白かったんだけどな。
    これはこういうのも書けます、みたいな。
    はいはい~

    ディサトピア回想もの、と言ったら、
    個人的ベストは
    合衆国最後の大統領の回顧録、
    カート・ヴォネガットの「スラップスティック」ですな。

  • 本書の翻訳者によると、最近はジャック・ロンドンブームだそうで、翻訳書がよく出てるんだそうです。
    その中の1冊がたぶんこの「赤死病」なんだと思います。
    本書の舞台は21世紀のアメリカ。人類は衰退しています。それは20年以上前に「赤死病」という病気が蔓延し、わずか数ヶ月で人口は減り、文明は滅んでしまった…という設定です。
    パンデミックもの+SFジャンルでしょうか。
    今だとわりと見慣れた設定ですが、100年近く前に書かれたのが珍しいです。しかし100年前の価値観で書かれてますので、身分制度とか今よりはっきりとしています。そのぶん、文明が崩壊した未来では身分が逆転して、淑女が奴隷になったりしてます。
    なにせ短いので、壮大な物語のプロローグっぽい感じもします。すぐ読み終えます。

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著者プロフィール

ジャック・ロンドン(Jack London):1876年、サンフランシスコ生まれ。1916年没。工場労働者、船員、ホーボーなどを経て、1903年に『野生の呼び声』で一躍人気作家に。「短篇の名手」として知られ、小説やルポルタージュなど多くの作品を残した。邦訳に『白い牙』『どん底の人びと』『マーティン・イーデン』『火を熾す』『犬物語』などがある。

「2024年 『ザ・ロード アメリカ放浪記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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