森は怪しいワンダーランド

著者 :
  • 新泉社
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本棚登録 : 57
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787716088

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  • 森に関するいろんな
    エピソード。
    日本のことだったり海外だったり。

  • 図書館の新刊ブースにあったのでついでに借りたもの。その前に読んでた人間不平等起源論で自然状態を原始生活になぞらえた記述がいくつかあったので。
    著者の熱帯雨林の冒険譚・旅行記といったところ。平素な文章のために読みやすかった。東南アジアやオーストラリアの北部にある諸島をメインに、森や樹木のオカルト話を交えながら、原住民の文化交流の様子や森のキャンプサバイバルまで、印象的なエピソードに広く体験を取り上げてくれている。
    実際には文章にするにしては地味すぎる森歩きだけでも数日かかったり、九死に一生を得ることなんてザラにあっただろうに、読者が読みやすいように興味深いものを取り上げてくれたんだろう。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。静岡大学農学部を卒業後、出版社、新聞社等を経て、フリーの森林ジャーナリストに。森と人の関係をテーマに執筆活動を続けている。主な著作に『虚構の森』『絶望の林業』『森は怪しいワンダーランド』(新泉社)、『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち』 (イースト新書)、『森林異変』『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『樹木葬という選択』『鹿と日本人―野生との共生1000年の知恵』(築地書館)、『ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実』(ごきげんビジネス出版・電子書籍)など多数。ほかに監訳書『フィンランド 虚像の森』(新泉社)がある。

「2023年 『山林王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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