職場のメンタルヘルス相談室―心のケアをささえる実践的Q&A

著者 :
  • 新曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788511798

作品紹介・あらすじ

厳しく叱られないのをいいことに欠勤が絶えない新入社員、働き盛りの中堅を窓際に押しやる上司、体の不調だけではなさそうな部下、うつなのに意気盛んな同僚、仕事のことを考えると気分が悪くなる私… ――会社員であれ公務員であれ、人が集まり働く場は「個性のルツボ」となり「軋轢の増幅器」と化すのが常でしょう。昨今ではパワー・ハラスメントやモラル・ハラスメントも、自殺の引き金となる問題として取り上げられています。――本書では、どこにでも転がっている仕事場の厄介事を拾い、こころの専門家が「かゆいところに手の届くアドバイス」を提供します。性格・人間関係の問題から組織・社会の問題まで… 産業カウンセラーや団体の人事職へ届けたい《実践的ヒント集》

著者プロフィール

菅 佐和子(すが・さわこ)

1949年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。教育学博士。

● 愛知医科大学精神科、愛知女子短期大学勤務を経て、2013年まで、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授。2015年まで、関西看護医療大学教授、2019年まで、京都橘大学健康科学部心理学科教授。現在:京都大学名誉教授。深草YYOS研究所。臨床心理士。

● 精神科病院臨床をベースとして、思春期カウンセリング、不登校支援、職場のメンタルヘルス、看護カウンセリング教育などの実践に長年携わってきた。現在の関心は、学校・職場に共通する心理的ハラスメント、高齢期女性の生き方、猫と人間の心の交流、短歌による自己表現など。


編・著書に、次のようなものがある。
『思春期女性の心理療法』〔創元社,1988年〕、『事例にまなぶ不登校』編〔人文書院,1994年〕、『「永遠の少年」の娘たち』〔星和書店,1996年〕、『教師がとりくむ不登校』編著〔人文書院,1997年〕、『彼女がイジワルなのはなぜ?』編著〔とびら社,2002年〕、『職場のメンタルヘルス相談室』編著〔新曜社,2009年〕、『箱庭ものがたり』編著〔木立の文庫,2020年〕などがある。

「2020年 『たましいの心理臨床』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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