防災・減災の人間科学―いのちを支える、現場に寄り添う (ワードマップ)

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  • 新曜社 (2011年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788512184

防災・減災の人間科学―いのちを支える、現場に寄り添う (ワードマップ)の感想・レビュー・書評

  • タイトル通り防災・減災にまつわる各種トピックについて、最新のトピックを含めて専門用語という観点からしるした本。
    なかなかの名著である。

    ・時代はマイルドな個人主義から溶け合う身体へと回帰している
    ・ジョイン&シェアの重要性 天気の現状報告参加システムのように、参加して共有し合うシステムにより当事者性をもってとりくめるような仕組みが大事。社会的なコミュニケーション
    ・ダブルバインド 母親の「自立しなさい」のように言葉の意味は自立だが、それを聞いてしまうと自立したことにならないというメタメッセージが反対の意味をもっているために股裂き状態に陥ってしまうこと
    ・土砂災害の危険情報でもジョイン&シェアの仕組みがある。群馬県みなかみ町で実施。住人をセンサー―として避難の必要性に関する情報を収集する・災害情報の受信者から発信者へと変身させること
    ・情報とは「状態を報せること」語源は明治時期にフランスの軍事教本を翻訳する中で諜報活動により敵状を報知する という意味あいで状報とあらわしたことにある。
    ・軸ずらし 被災地に第三者が音連れる事で潜在的な力が関係の中で発現していくエンパワメントのプロセス。
    ・生活防災の5つのエッセンス
    ①ふだんの生活 ②みんなで(コミュニティで)③繰り返し
    ④一石二鳥 防災のためではなく、何かのついでに防災がある感じ ⑤ご当地主義 
    ・わが街発見ワークショップ 子供のために大人が自分の街の防災拠点などについて調べ、子供を導く。子供が探検で学べることはもちろん、大人自身がいろんなことに気づくきっかけとすることができる。
    ・クロスロード 究極の選択について判断し、議論することでお互いの考え方の違いについて学べ、また防災について意識するきっかけをつくることができる。

  • 難しい箇所を何度か読み返したりして読むのに時間かかったー!
    そして引用しすぎて買わないと罰当たりそうw

    色々とためになりました。
    実際に渥美先生から話を聞けたこともたくさん載ってて
    あれはありがたい機会やったなーと感じたり。
    今度の震災でボランティアしたことがきっかけになって
    わたしはこれからずっと、たぶん一生、こういうことについて
    ささやかでも考え続けていくことになるんやろうなーと改めて。

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防災・減災の人間科学―いのちを支える、現場に寄り添う (ワードマップ)の作品紹介

◆災害の現場と研究の新たな関係◆

「災害大国」と言われる日本。多くの悲惨な経験を受け、防災・減災を目標にした研究や活動が日々続いています。しかし、計画性や効率性、そして万全の正しさを求めすぎると、それらも、被災した現場や、災害に備える現場からは、かけ離れたものになってしまいます。著者らは、現場に関わるなかで生まれた反省を手がかりとして、「恊働的実践」と「アクションリサーチ」という2つのキーワードを軸に、防災・減災への取り組み方を徹底的に再考します。防災心理学、災害社会学、リスク・コミュニケーションなど旧来の研究分野の枠を超え、災害の現場に寄り添い、現場とともに考えるためのキーワード集です。

防災・減災の人間科学―いのちを支える、現場に寄り添う (ワードマップ)はこんな本です

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