超デジタル時代の「学び」

  • 10人登録
  • 1レビュー
著者 : 渡部信一
  • 新曜社 (2012年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788512672

超デジタル時代の「学び」の感想・レビュー・書評

  • 「複雑なものを複雑なままに捉える」という「よい加減な知」の獲得を,優れた情報技術により実現していくべきだ,とする内容.自閉症の子供との関わりなどから,コンピュータや人の認知の枠組みについて考察すると共に,筆者が伝統芸能のデジタル化を試みた体験を踏まえ,「再現する」とはどういうことであるのか,といった問題も扱う.とりわけ,面倒な作業を機械に肩代わりさせることができるようになったことで,人々が「よい加減」というものを忘れてしまった結果,様々な社会問題や思いやりの欠如といった問題に繋がっている,と指摘する.

    後半はそれまでに出てきている筆者が行ったプロジェクトの紹介なので実質的には前半の内容で完結している.

全1件中 1 - 1件を表示

超デジタル時代の「学び」を本棚に「読みたい」で登録しているひと

超デジタル時代の「学び」を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

超デジタル時代の「学び」の作品紹介

◆新しい時代の「学び」を探る◆

従来のデジタルテクノロジーは、あいまいさのない「きちんとした知」は得意でも、複雑な対象を複雑なままに捉える「よいかげんな知」はお手上げでした。しかしそういう知こそ、われわれに求められるものです。幸いデジタルテクノロジーは、このような「人間的な側面」、つまり「アナログな側面」にアプローチできるまでに進歩し、「超デジタル」時代を迎えています。そして、従来の「学び」を大きく変化させる可能性をもたらしました。本書は、超デジタル時代の技術を活用した新しい「学び」のすがたを、「eカウンセリング」「インターネットスクール」「伝統芸能デジタル化」「ミュージカル俳優養成」「師匠の思いデジタル化」などの具体例をとおして示します。著者は、東北大学教授。

ツイートする