外交入門 ―国際社会の作法と思考―

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著者 : 柳淳
  • 時事通信社 (2014年3月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788713178

外交入門 ―国際社会の作法と思考―の感想・レビュー・書評

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  • 外交の話だけど仕事一般に通じるような話もあり面白かった。

  • 国家戦略は外交や国防の上に位置する。
    インテリジェンスの目的は制作側に客観的に仕えること。政策立案など判断と行動に直結する専門知識を継続的に提供して、政策に役立てること。
    情報はGive & Take。情報収集には訓練、経験、創意工夫が必要。
    分析には地域と分野の専門家の存在が不可欠。
    インテリジェンスを適切に用いれば、政策の成功確率を高める。しかし政策の性酒匂を保障するものではない。
    交渉の成功は一方的な勝利でなく、互いの譲歩を意味する。

  • ラジオで柳さんの話を聞いて、興味を持ちました。
    元外交官が学生に話すように外交の基本(目的、役割、思考、判断材料)を教えてくれています。
    国家間とはいえ、国家という生き物は存在せず、判断するのは人なので、人から考えないといけない、仕事も結局、人なので外交における思考や方法は仕事にも応用できる。

    ■政策に生かされる優れたインテリジェンス分析ペーパーの要件
    ①客観的であること
    ②ポイントと内容が分かりやすいこと
    ③「事実」「分からないこと」「考察や推察したこと」を区別すること
    ④今後の見通しについて予測に踏み込むこと
    ⑤タイミングよく仕上げること
    これって、もろに報告書や提案書の話ですよね?いいまとめ。

    人は無意識のうちに自分の既存の分析枠組みや思い込みに合致する情報や自分の情報源から自分が入手した情報を過大評価しがち。なので、収集部門と分析部門を分けている(CIAも英国も豪州もそうしてる)。が、日本は分けられていない。こりゃー、問題だ。

    僕らが見る外交は「見せられている」外交であって、それが表面化したのは何故か?どういう意図か?という一歩踏み込んで考えないと、安易に情報操作されてしまうね。(外交だけではなく、他の分野に関しても同じ。記者クラブ問題だが)

  • 外交という狭い特殊な世界の話ばかりではなく、一般に交渉という視点で示唆に富んだ内容。一部難解な話もあるが、外務省で経験した実話に基づいた内容で、説得力あり。

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