魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実

  • 10人登録
  • 4.00評価
    • (0)
    • (2)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
制作 : Joan Ryan  川合 あさ子 
  • 時事通信社 (1997年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788797482

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実の感想・レビュー・書評

  • オリンピックで言うと夏のアトランタ、冬の長野より前の時代の話。
    個人的には最終盤になって(チラッと)出てくるモセアヌ、シャノン・ミラー、クワン、リピンスキーなどからしか顔と名前が一致しない。
    従って、自分の知っている時代~現在と、この本に書かれている時代がどこまで共通しているのかは、ほとんど分からないのだが。(そしてどっちかというと体操界がメインな感じ)

    アメリカにおいて、審美的側面を持つスポーツを、成長期の女子が行うことにまつわる問題点を、実際の事例から描いている。が、何と言うか多岐にわたって問題だらけでどこから手をつけていいやら、という状態。身体的・精神的な負担、教育機会の喪失、経済的な見返りの少なさ、家族や指導者との歪な関係、連盟の力不足、代表選考の不透明さなど。
    現在は、アメリカ女子体操にはシモーネ・バイルズ選手がいて世界の頂点に君臨しているし、フィギュアスケートは逆に人気が凋落して昔ほどの注目を集めなくなっている。引退した選手が高等教育を受け、役員や指導者になってフィードバックを行っている例も多く見聞きするし、この本にあったような状況はある程度改善されているだろうとは思うのだが。

    ただ、取材に基づいた選手個々人の克明な記録となっているため、非常にリアルで、苦しみや葛藤が伝わってくる。過去のことと切り捨てるのではなく、ここから学べることは現在でもある、という読み方ができる本だと思う。

  • 魂を奪われてはいけない。栄光を追うのは親なのか?親として考えさせられる。

全2件中 1 - 2件を表示

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実に関連する談話室の質問

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実を本棚に登録しているひと

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実を本棚に「読みたい」で登録しているひと

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実を本棚に「積読」で登録しているひと

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実の作品紹介

オリンピックの陰に隠された児童虐待。痩身信仰のすえ拒食症に陥り、親の過剰な期待に押し潰され、コーチたちに虐待される、年端もいかない少女たち。幼女化が進む女子体操・フィギュアスケートの世界の暗部を暴く、衝撃のノンフィクション。

魂まで奪われた少女たち―女子体操とフィギュアスケートの真実はこんな本です

ツイートする