働くお母さんの子どもを伸ばす育て方

著者 :
  • 実務教育出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788910959

感想・レビュー・書評

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  • 共感できる内容で、ウンウンと頷きながら読みました。ワーキングマザーに対し、忙しい現状を見つめながらより楽な心持ちになるように、言葉を綴っています。

    まあ気休めというか、こんなふうになれたらいいな、という憧れというか。

  • 働くお母さんの気持ちが書かれてて、回りのお母さんたちも皆同じような気持ちや悩みを感じてるんだと少し安心してしまいました。

    はやくしてと言って気に病む
    →必要な時に行動のスピードをあげることは、将来に向けて大切。ただイライラしながら言うのはよくない、

    向き合う時間が足りないこと3歳時神話とかを気に病む→共に過ごす時間の長さでなく、愛情は頻度1日3でもギューっと抱きしめる。それだけでも子供は嬉しい。
    一緒にいてあげたい、子供が問題行動したとき、自分が働いていたせいにしてしまう→子供は放っておかれた時間で将来の自立に必要な芽を自分で育てられる。愛情を毎日短くとも濃く伝えてれば平気

    夫にイライラ→気持ちを紙に書いて渡す。感情をその場で言うより男性は理解しやすい。話し合いの日を決める。予定を組めば実行する
    思い切り仕事できない、子供の病気なので休んで申し訳なく思う→仕事のストレスは、子供といることで発散、子供のストレスは仕事をすることで発散。両方できるお母さんはすごい開拓者

    子供は親の背中を見て育ち、人生の大変さも喜びも自分の背で伝えることができる

    手作り、家事完璧が無理→例え外で買ったお総菜でも、笑顔で会話しながら一緒においしいねと食卓を囲むほうがいい。無理して作ってイライラピリピリして黙々食べる方が子供は嫌
    手抜きもOK完璧レベル下げる
    学歴信仰→とらわれる必要なし。大切なのはクリエイティブに考える力、人間力、そして体力
    幼児期は何度でも人とぶつかり仲直り、大自然で五感を使って遊ぶ経験、それこそ人間の大きな器を作る

    勉強しなさい!→勉強は習慣化する。歯磨きくらい毎日の習慣になればOK。タイムを計る

    思い通りにはならない。期待しない。

    幼児期はどんな遊びもたのしいが一番
    何かに夢中になってるときは邪魔しない
    朝に勉強をする習慣化

  • 働くお母さんたちの様々な気持ちが書かれている本でした。
    タイトルを見て読みたいと思いましたが、内容はタイトルとは異なると私は感じました。

    みんなも自分と同じようなことがあるんだとか、同じように思っている人がいる! と読んで共感して安心するための本です。

    実用書ですが、働きながら子育てするママたちの悩みを解決する方法やアドバイスが書いてあるわけではないので、ネットの掲示板を見ているような本でした。

    多様なママたちの考え方を知るにはいい一冊だと思います。

  • 8年ほど前の本。
    私の母も、私自身も働くお母さんである中で、そうだよねっと共感というか、改めて再確認できたことが多かった。

    第1章は働くお母さんの今昔みたいな。
    もはや働くお母さんが主流ですよね。
    一昔前の「支え合うおばちゃんシステム」は、現代でいうXのママ垢では?笑
    ちょっとした心配や不安を共有できる仕組み、いつの時代もやはり大事なのね。
    そして夫婦のコミュニケーションはすれ違うのが当たり前と。ふむふむ。

    1番心に残った第2章。
    働くお母さんが勉強を見てあげるポイント!
    目下1番の課題だからな。苦笑
    親の仕事は、
    習慣化すること。
    熱く指導してくれる外の先生を見つけること。
    集中している子の邪魔をしないこと。
    「夢中は努力を凌駕する」
    あの手この手で自立に導くこと。

    第3章は、家事育児の工夫や心構えが書いてあって元気づけられる。
    おおらか、大雑把に、ハッピーママでいたい!

    第4章については、職場での肩身の狭さやそれを乗り切る工夫や心構えなど書かれている。が、私自身ありがたいことに、職場で働くお母さんであることを理由に嫌な思いをしたことがない。
    立場をわかってもらえないとか、気を遣われ過ぎると言うこともほぼない。有り難く思うと同時に、自分がまた別の立場になった時に、助けられる存在でいたい。
    「みんなにも息子を想う母親がいるのだろうと思うと優しい気持ちになれる。」これはぜひ取り入れたい視点だな笑

    第5章、夫の付き合いあれこれは首がもげるほど頷いた。ジェンダー的にあれだけど、ほんと男って…と思っちゃうよね!!爆

    総括して、みんないろんな気持ちで、いろんな工夫をして、頑張っているんだなあ〜と。
    毎日、家事育児仕事の中で、「他の人たちどうやって乗り切ってんの!?!?、」みたいな気持ちになるけど、そのアンサーみたいな本でした。
    私もがんばるぞー!

  • 読んでよかった(*´ω`*)
    また来週から頑張るぞっと。

  • また読んで、子育ての参考にしたい

  • よりよく子育てをするための安心カードのひとつに「仕事」がある

    という一文が心強く感じた。

  • 働いているお母さんだからこそ、子育てにおいてはこういう効果がある、という見解をもっともっと知りたかった。ワーキングマザーのアンケートを集計しただけのようにも取れる。立ち読みでもっと中身を確認してから購入すべきだった。残念。

  • ”髪を振り乱して無理して作った料理を黙々と食べるより
     一緒に「おいしいね」と会話しながら食べる買ったお総菜の方が子どもは好き”

    わかっているけれど、そうできない。
    子どもに寂しい思いをさせているのでは・・・
    と不安に思う毎日。
    それは、どこの家族も一緒なんだ。
    そして、みんな要領よくやっているんだ。
    と思うと何だか安心・・・
    そして、もっと大事なことはこれ!と教えてくれる本です。
    働くママだけじゃなくて、パパも必見の本です。

  • 働くお母さんは、多かれ少なかれ「子どもに申し訳ない」という気持ちを持っていたり、周囲の理解のなさに傷ついたりしていると思います。
    著者は、そんな働くお母さんにエールを送ってくれます。読むと勇気づけられる本です。

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著者プロフィール

高濱正伸(たかはま まさのぶ):
花まる学習会代表。1959年、熊本生まれ。東京大学農学部・同大学院修了。
学生時代から予備校等で受験生を指導する中、学力の伸び悩み・人間関係での挫折と引きこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立(現在は年中〜中学生)。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。著書多数。

「2022年 『マンガとクイズでまるごと覚える!47都道府県地理カード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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