- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788912946
感想・レビュー・書評
-
とてもわかりやすい。経済とは、とても、シンプルなものなんだと実感している。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経済について全く分からない私ですが、簡単に説明されていて読みやすかったです!何より大切なことは太字で書いてくれているので、時間が無ければとりあえずそこだけ読めば分かるようになっています。Q&Aの構成で書かれているのですが、説明が会話形式なので初心者のわたしも難しくならずに読めたのかもしれません。
題名にある「ぶっちゃけても」と言うように、潔くズバリ持論を展開しているので、長ったらしくなく、読みやすかったです。 -
経済学のエントリー本として優秀だと思います。
元々金融リテラシーの高い方は既知の情報がサラリと記述されてる感じ。
漫画もあり読み続けられやすいです。 -
経済学の知識をまるで持っていない自分が読んでもよくわかった。
「プレミアムフライデーって効果あるの?」という疑問には期待できないとばっさり。
月末の金曜日に早く帰れるサラリーマンがどんだけいるのか、と自分も疑問に思っていたが、そういうことではなく、マクロ経済とミクロ経済の観点から解説している。
プレミアムフライデーはミクロ経済の発想からつくられた政策なので、景気回復の起爆剤になんてなるわけないとのこと。
個人が自由に使えるお金(ひと月当たりのお小遣い)が増えてるわけではないから、こんな政策は、お金を使う日がずれただけと厳しい。
多くの人がモヤモヤと思っていたことに、ズバッと正解を聞けた感じ。
飲食店や小売店、サービス業に従事している方でプレミアムフライデーになにかイベントしようと思って頭を悩ましている方は、無駄なことなので、きっぱりやめましょう。
また消費税増税を正当化する国の借金・国債については、全然問題ないとのご意見。
「国の借金を個人の借金に例えること自体がおかしい。財務省は負債の大きさばかりアピールするのでなく、膨大な資産についてもアピールすべき」とのこと。
知らなかったが、国にも会社の貸借対照表にあたるものがあるらしい。20年くらい前に著者が大蔵省の官僚だった時に初めて作った。役所というのは前例主義だから、一度作ると年々作り続けて、いまも作っているようだ。
平成27年度版の貸借対照表をみると、借金も膨大だが、資産も膨大のようだ。有価証券も貸付金も膨大、子会社も膨大。要するに天下り先が無くなるのが嫌なので、国民一人当たりに800万以上の借金があるとか言ってるだけ。
年金だって破綻しない。なぜなら、だって破綻しないようにできているから。どうしてには答えてくれていないが、「金融商品を売りたい金融機関や増税したい財務省が不安を煽っているだけ」が正解らしい。
読後の最終的な感想は
ほんと? 信じていいの?
信じていいなら老後は明るい。