TOEFLテストライティングの方法: TOEFL iBT対応

  • 実務教育出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788914322

作品紹介・あらすじ

TOEFLテストの考え方・解き方がわかる!アカデミック・ライティングの基本原理に基づき、エッセイのレベルを上げる基礎的技法を学ぶ!出題傾向に合った演習問題で実戦トレーニング。

感想・レビュー・書評

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  • TOEFLのテストだけに焦点を合わせてる人は、この本を買う必要はない。構造がややこしくなって理解しにくくなるからだ。ただ、アメリカの大学に入ってからのエッセイについても考えてる余裕のある人には良いかもしれない。この本では、TOEFLのエッセイにとどまらず、エッセイの根本的な部分について言及している。もう1度言うが、TOEFLレベルのエッセイならそれほど高等なテクニックはいらない。むしろ難しいのを書こうとすると余計なミスをして点数を下げてしまうのでシンプルに行くのが一番。


    俺は、大学でもっと長いエッセイを書くことになったりしたら、もう1度読み返そうかと思う。

  • 留学先で五ページのペーパーを書くのには役立つが、250-350文字のTOEFLには長すぎる。ペーパーの本質をついているのでお勧めできるが、他と併用してめいいかもです。

  • 【Academic Writing Structure】p19
    問題→解決→理由→説明→例示→結論

    【序論】
    <Task1>「比較と対比」<Task2>「問題と解決」
    Introduction=常識・事実の後ろにある疑問・対立・矛盾に注目する (Topic→Tension→Claim)p43
    ①General to Specific
    ②Common view→Destabilization
    ※Task2では序論を必ずしも書く必要はない⇒上記の①or②を序論に組み込んでストラクチャーをつくるのが得策、反対にTask1では序論が重要となる p58

    【議論の各パーツ】p116
    ①議論は主張claim+理由reason+証拠evidenceの3つの要素partsからなる
    ②理由reasonはその主張が成り立つための一貫した理屈づけであり、reasonとexplanationからなる
    ③証拠evidenceはその理屈づけが現実と対応していることを示す部分であり、実験・観察データや引用からなる。
    ④これらの理由・証拠を全体として、自分の解決・主張の信頼性を高め、読者がそれを読んで納得することを目的とする
    ⇒これらの順序としては、Point Firstで書かれた段落paragraphが集まって、Point Firstの全体を構成するという「入れ子構造」にする。

    【結論の機能と表現】p152
    まとめ・要約=問題+解決(+理由/ 説明)
    結論の表現=key wordsは繰り返しつつ、そのほかの表現はなるべく言い換えるparaphrase

    Task1=記述的descriptive / Task2=規範的normative p181

    Task1のIntroduction=まず2つの関係の概略を提示してから、それぞれの内容を説明するという構造 p189

    対比の2形式=Topic centeredとAuthor centered p195

  • 卒論書くために読む。TOEFLというより、アカデミックライティングの指南本。英語面でも、アカデミック面でも、良書であると思う。

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