自己主張が楽にできる本―相手を恐れず言いたいことを言うために

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著者 : 石原加受子
  • 実務教育出版 (1997年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788917248

自己主張が楽にできる本―相手を恐れず言いたいことを言うためにの感想・レビュー・書評

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  • 私が中学のとき、私は部活に入りたくなかったのに、母親から「受験に有利だから」という理由で強制的に部活に入りました。
    入ってしまえばどうにかなるかな。なんて思ってましたが、先輩とうまくいかず、一ヶ月で「辞めたい」と伝えると「辞めさせない」と頑なに拒否されました。
    私は当時、「どうしてわかってくれないんだ」と、学校へ行かなくなりました。
    母親と顧問は「じゃあ先輩がいなくなれば部活に出るよね?」と、そういう問題でもなかったけれど、とりあえず今は行きたくない。という思いから「うん」と答えました。
    後々母親からは「休部でも部費は払わなきゃいけないんだからね」と愚痴愚痴…。
    わかってくれるまで主張し続ければ、三年間を棒に振ることはなかったかなあ…と思います。
    この本を読むまでは、「母親が辞めさせてくれなかったから」「私の気持ちをわかってくれなかったから」と、母親のせいにしてましたが、そのまま自分の気持ちを表現できていたら、ちょっとは違ったかな。と、母を責める思いは減りました。

    また、専門学校でも自分の意見は正しいとばかりに、他者の意見は批判するくせに、自分が批判されれば泣くという同級生もいました。
    正直関わりたくない人でしたが、女子の人数が少ないこともあり、関わらなければいけない状況でした。
    度々彼女と口論になることもありましたが、大抵は私が「この人と話しても無駄だ」と、降りてました。
    今思えば、お互い意見の押し付け合いをしていただけに過ぎないなあ…。

    あと、「仲良くしようね♪」なんていいながら、メールの返事が遅い同級生や、一緒に居るのに私には話さず、お気に入りの先生が来ると話し出すこともしばし…。
    そのときの私は「メールの返事が遅いと、読んだのか読んでないのかわからないから不安になる。すぐ返せないときには、後で返すね。と一言くれると安心する」や素直に「どうして私には彼氏の話をしてくれないの?今はじめて知ったよ。だって前居ないって聞いてたから。先生が知ってて一緒にいる私が知らないって、ちょっと寂しいな」といえば、もやもやした気持ちも解消できたなあと思います。
    当時はそんなことよりも「何で言ってくれない」が先立って、他者中心だったので、「そんなこと聞いても答えてくれない」「理由も特にないんでしょ」「どうせ私はそんな対象じゃない」と自分を責めてました。

    今は今で、旦那に毎日怒ってました。
    この本を読んで焦点、目標を明確にしたことで、徐々に旦那へ怒ることは減りました。
    前は、食器を洗って。というお願いするだけに「ご飯も作らない、掃除もしない、洗濯もしないで、たかが食器洗いでぶーぶーいうな!」と、攻撃的でした。
    食器を洗って欲しい。に焦点を当てれば、ぶつぶつ言われても、食器を洗って欲しいことには変わりないし、無駄な労力を消費しなくてよくなりました。


    「鍋を網棚に置くと、滑って落ちるから辞めて欲しい。」に焦点を置いて話すと
    鍋は拭いて棚に直してって言ってたけど、拭くのに網棚に仮置きして忘れちゃったかな!?滑って落ちるから、仮置きでも伏せて置かないでね!
    と、まだまだ地味に煽り文句入ってますが笑
    前だったら、鍋は拭いて棚に直してっていったじゃん!滑って落ちたらどうすんのさ。鍋壊れるし、床へこむし、うちも怪我するじゃんさ!!!
    なんて言ってたと思います笑

    旦那がその場にいると喧嘩になることはまだまだありますが、メッセージのやり取りでは穏やかになってきました。




    相手を支配・操作しようとする気持ちを捨てて自分を中心にする
    矛盾する思考や迷いの感情もそのまま表現する
    ある問題について主張しなければならないときには、まず自分の意志を確認し、その目標から外れないようにする


    悩み→自覚されていない根本的な歪みが長い時間をかけて成長し、それが自覚され、表面化してきた

    解決への糸口→抽象的に捉えている問題を具体的な問題へと整理する
          →自分はどうしたいのかを知り、他者に主張する

    部分的な疾患でも、全体的な病気と捕らえ、身体そのものがもつ自然治癒力を高める→血液循環を浴して身体全体の細胞を活性化させる→病気は治る
    肯定的な感情や気持ちをクローズアップしてそれを言葉で表現する        →自分の感情を解き放つ            →つまらない世界は終わる

    感謝をするのは他人のため→感謝をするときどういう気持ちか?→自分自身が嬉しいから感謝する
                                 →恩着せがましく、自分が嬉しくないことでも相手がしてくれたのだから感謝しなければ。という思いでの感謝は苦痛

    相手を傷つけたくないと押し黙る→相手が余計気になるような態度をとっている
                   →そんな我慢に何の意味があるだろうか
                   →相手に何か言われると自分が傷つくから押し黙る

    疑う気持ち→気持ちを隠していても、態度や表情で確実に相手に伝わる

    安心感や信頼感がある→子供は遊びに夢中になる
    安心感や信頼感がない→子供は母親を追い求めて遊びどころではない

    支配したり操作しようとする気持ちで相手を変えようとする→思いとは反対方向、反発
    自分自身が変わる→相手を変えることができる

    今までシブシブしてきた仕事を断る→相手がすることになる


    対等  →相手を支配しない代わりに自分も相手に支配されないという姿勢
    主張  →自分を中心にして、自分の感情や気持ちを大事にすることを目的とした、自分のための表現
        →自分の考えを押し通そうとしたり、自分のやり方を相手に押し付けるものではない
    自己主張→言葉と使って自分が信じていることを相手に自分の意見として述べること
        →自分自身が満足するための自己表現


    第一の感情→自分のための感情
         →悲しみ、傷ついた気持ち
         →肯定的感情

    第二の感情→支配・操作のための感情
         →怒り

    第一の感情は相手の答えがなくても自己完結する
    自分の気持ちや感情をその場で処理できれば、その時々に抱いた寛恕をあとあとまで引きずって相手を責めることはない

    冒頭に「私は」という言葉を持ってくると、第一の感情が掴みやすい→私はどう感じているのか
                                   →私の気持ちはどうなのか
                                   →私はどうしたいのか

    第二感情をどんなにぶつけても満足することはない。
    責めたり批判しても、その感情は相手に向かうわけだから、自分が納得いく形で相手がそれに答えを出してくれない限り、満足することはない。

    結果や失敗にとらわれないで表現する→本当の気持ちや感情を素直に表現したときの気持ちよさを知る
                     →自分が表現できたこと自体を評価する
    【相手を責めて怒る】

    相手の意見を尊重するという気持ちがあるようには感じられない
    自分の主張を納得させようとすることよりも、相手に勝つことが目的
    論争の中身よりも相手を支配することが目的
    →この論争に何の意味があるのだろう

    相手への批判や非難ばかりに目を向けており、それが不満を生み出している
    どんな対応の仕方をしているかということは一向に見えてこない

    言わなくても分かるだろう→我慢→堪忍袋の緒が切れる→怒られた側はなぜ怒ってるかわからない

    自分を受け入れてもらいたい→自分を受け入れてもらえない→腹を立てて責めたくなる
    理解してもらいたい    →理解してもらえない    →腹を立てて責めたくなる

    意見が違っていても、それを認めることが出来れば対立する必要はない
    相手が怒鳴りながら意見を言う→操作したり、支配したりしようとしているだけ

    「相手はそういう意見を持っている。それは認めよう。しかし私はこういう意見だ。この自分の意見に関しては曲げるつもりはない、単に二人の違った意見があるだけだ。だから相手が自分の意見を認めないからといって、感情的に対立する必要はない。」

    相手を主体に考えてしまうと主張することが怖くなってしまう

    癇癪や怒声は恐怖反応→他人が怖いから怒鳴って支配しようとする

    自分の気持ちや感情に焦点を当てて、相手の態度や表情に目を向けない
    相手の怖い態度は単に恐怖でそうやっている

    相手を責めるような言葉を使う→主張に耳を傾けてもらえず、権力闘争になる

    闘おうという気持ちで他者に意識を向ける→なおさら相手の言葉に敏感になって売り言葉に買い言葉→感情的にエスカレート

    相手の言葉によって自分どういう気持ちになっているか→個人の攻撃を目標にしているのか
                             →親しくなりたいと思っているのか
                             →真摯な気持ちで話したがっているのか
    悪意を持っている→感情的になって不快な思いをするより、自分の気持ちを言ってさっさと退散する
            →腹が立つ→相手と勝ち負けを争っている



    【おもちゃを買ってほしくて泣いている子供】
    自分中心→おもちゃを買ってあげるつもりはないという、ゆるぎない決意と姿勢を保っていれば、子供がいくら泣き叫ぼうと、それに敏感に反応してなくのを無理やりやめさせる必要はない
    他者中心→泣いていることに目くじらを立てて子供にかまえばかまうほど、子供は母親の意に反して泣き叫び、母親も感情的になっていく

    【りんごを食べたい思うとき】
    自分中心→手を伸ばして掴む
    他者中心→りんごのところまで口を持ってく


    【人生のモデルは家庭】
    親が殴ってしつけをしたとしても、子供は苦痛に感じてもそのやり方を間違っているとは思わない
    子供が意志を持つ機会を奪われていれば、子供は自分が石を持つことは許されないと考える
    自分を責める

    親の意志に従うことに慣れる→親の意志に沿う自分であろうとする→自分の本当の気持ちに気付かなくなってしまう

    塾に行きたいか行きたくないかではなく、「塾に行くことは決まっている。どんな塾に行きたいか選びなさい。」→子供が自分で選択したという

    子供に夫への不満をぶつける→子供たちは母親から学んだとおり、自分の夫や夫の身のうちの悪口を言い合う→争いで終わるような主張の仕方でえられるのは、恐れと疲れ


    【お節介は責任の肩代わり】
    彼女が問題を抱えている→どこまで関わっていいかわからない→彼女自身の力で問題解決できるように後押しすべき
    彼女の服装が派手→派手な格好をしたいと思っているのは彼女→責任をとるのは彼女→意思を認めないで干渉する→自分の正義の押し付け

    責任はいつも強制的に取らされるもので、無力な自分にはそれに逆らう力はなく、自分の言い分を主張するチャンスも与えられない→責任を取ることを必要以上に苦痛に感じる
    責任とは他者から強制されるものではないし、自分の意志と生きる権利が剥奪されるものでもない→責任を取ってやり直そうという前向きな発想
                                                →自分を大事にした責任の取り方
    自由になるために責任を果たす→自分の意志と選択と責任が不可欠
                  →自分の意志を持ち、意志で選択した責任を果たす


    【否定的な感情を出来るだけ長引かせない】
    サービスの悪い店→二度と来ない!→経営者の責任→不満に思う彼の感情をどう処理するか
    お茶がぬるい→自分でとりに行く
          →店に一言苦情を言う


    【自分の気持ちや感情を大事にする】
    勤め先→週休二日を休日返上して週休一日にしてくれ
    私→不満を持つ→仕事をするのがだんだん嫌にやる→どこまで協力できるか?→隔週だったら妥協してもいい

    勤め先→みんな出ると言ってるのに、どうして君はできないのか。協力しようという気持ちがないのか

    店長の言葉に腹を立てて感情的になったら店長の思う壺。
    結局店長の要求をのまなければいけなくなる。
    何があっても自分の気持ちだけをみつめ、店長がなんと言おうと、ただ「隔週」という点を繰り返す

    私→大変なのはわかっています。しかし僕は隔週でお願いします。
    勤め先→もういいよ、じゃあ隔週だったら来るというんだな

    後日、店長はアルバイトを募集した

    絶対に断れないと思い悩んでいたのは、自分が勝手にそう信じ込んでいただけ
    自分が断れば店が困ってしまうのではないかと心配したが、断ったら断ったで相手も別の解決策を考える

    自分の主張を認めさせることではなく、主張するという行為自体に焦点を当てる
    自分の主張を受け入れさせるという気持ちでいると、どうしても相手と戦って打ち負かさなければならないと思ってしまう
    相手に勝つという目標さえ捨てれば、断られたらどうしようという恐れも半減する

    納得がいかない→隔週はダメといわれる→自分はどうすれば納得するか?→給料UP、勤務時間を延長する等の別の案を出す

    自分の気持ちや感情を大切にするのに他者は関係ない。関係があるのは、自分の気持ちと感情と、それらを満足させるためにどう表現するかということ


    【気になることをその場で処理する】
    派遣社員がたびたびミスをする→気になる→自分の仕事も終わらない
                       →派遣社員に対し「あなたのことが好きだから、あなたががんばっていると私に出来ることはないかと思ってしまう。手伝えることがあったら言ってちょうだい」

    気になるという気持ち→派遣社員が手伝って欲しいのかを知る
              →手伝って欲しいと頼むか頼まないかは派遣社員が決めること

    気にしてあげることが情→目標あくまでも、自分の気持ちや感情を満足させるために行動するということ
    薄情だと思う→手伝いたいといえばいい

  • なぜ出来ないのかが詳しく書かれている本。

  • 相手を通さずに自分を見る方法。

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