結婚する二人へ

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著者 : 粟本昭夫
  • 女子パウロ会 (1993年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789604062

結婚する二人への感想・レビュー・書評

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  • カトリックの信者ではないし、通しよみしようと思ったくらいでしたが、宗教のことはおいても、すごく良い内容だったのでもう一度読んでいます。
    神というものをいつも信じてるわけではないし、宗教もないですが、
    「自分に正当な理由があろうとも、神の愛に免じてゆるしなさい。」は心にすとんと入りました。
    明らかに相手に重要な問題があることを消化しきれてなかったのですが、神と違って、自分と同じく不完全な人間としてゆるそうと思うと出来ると思いました。
    キリスト教の説明のページは、さらっと読みました。

    ・結婚とは、一生涯のものであり、お互いを大切にし、相手の人格(自由意志)を尊重すること。また、生まれてくる子どもの教育、家庭の責任を負うこと。
    ・相手の性格、長所、短所、才能を誤解していませんか?
    ・お互いのありのままを受け入れあっていますか?
    ・お互いがお互いの不満を汲み取ってそれらをわかちあう。自分の不満も相手は理解してくれているとわかっているなら、もう不満はあっても不満にならないものです。
    ・結婚は相手を嫌ってない限りやっていけるもの-結婚は愛の頂上でも終点でもありません、まさしくこれから始まる出発点だから。
    ・自分が幸福になるか不幸になるかは私自身の責任です。他人のせいではありません。幸福になるのは自分の権利だけではなく義務でもあります。真の幸福とは自分で自分の心のなかで作り出したもの、育てあげたものであもらいもの、借りものではありません。
    ・自分の中には、自分だけがわかっていて、自分だけが喜ぶことのできる貴重なかけがえのない幸福が必ずひそんでいるものです。自分の心の中の幸福を大切にしている人は、他人の外面的なものを見ても少しもねたまずうらやましくも思いません。自分が幸福であるか不幸であるかは、ただ自分の問題だけではなく、自分が接する周りへの人々への影響もあるのです。
    ・自分が全力で愛せる人を選ぶべきです。なぜなら、愛することは幸福になれることだからです。
    ・「信じることができる」ためには、心の中を外に出す側が常に正しく出すことと、受け取る側が先入観や偏見や悪意をもって受け取ってはならないこと。
    ・そこまでいけば離婚やむなしと考えるなら、現在どんなに絶対離婚しないと確認しあっていても、ちょうど肝心のそのときには何の意味もない空手形にすぎません。
    ・もし二人の愛の調子が悪くなったら、別れたらいいことだというような安易な結婚は結局は同棲と変わりません。たとえ、何が起こったとしても一度誓ったことに対しては、絶対に前言をひるがえさない人であるかどうかは二人の人格の問題、信用の問題です。
    ・結婚は男女平等の立場を認めあったうえで成り立つものですが、今の日本社会の実際の生活面では女性の方が「他家からきたよそ者」と見られどちらかというと弱い立場にある。夫は両親の側につかないまでも、実家と妻の真ん中に立っていればいいというものではない。中間は力関係が同じときのことだから、妻が悪く言われるなら自分が悪く言われたと同じように感じる、妻と一緒にしかられる、これが妻の立場にいることです。
    ・すべての人を愛しなさい(人類愛)。
    ・ゆるす愛。浮気など許せないとほとんどのカップルが答えますが、この程度の愛ではこの問題は乗り切れないでしょう。どんなことがあっても許すべき。許せるか、許せないか、このときこそお互いの愛の真価が見えてくるときです。許すとは正義を放棄することです。犯された権利を主張しないことです。愛は正義にまさる。もし許すなら解決し、必ず乗り切ることができるでしょう。
    ・たとえ、問題の原因となったのは相手でも、それをゆるせるか許せないかは自分のことであり、結局は自分の人格、自分の愛の程度が問われているのです。
    ・人間の成長は、知識や技術の向上や成熟もさることながら、愛の成長と言える。
    ・愛を育てて大きくしていこうとすること自体、すでに愛と言えます。
    ・愛は「好き」「嫌い」のような感情的なものではなく、人格的なもの、全人間的な判断、責任を感じさせるようなものです。
    ・子どもの教育については過保護にならないこと

  • 結婚ということだけじゃなくて、信仰というものを、今までの自分が見ていたのとまた違う視点で説明されてるのがすごくよかった。もう一度きちんと読もう。4 Mar 2007

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