- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789605359
感想・レビュー・書評
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晴佐久神父の福音詩集。正直言って素晴らしすぎてビックリした。どの詩も言葉の選び方がビシっと決まっていてその詩心に驚き。「病気になったら」と「君の村は戦場だった」には胸が締め付けられて涙した。「君の村は戦場だった 君は強情な十二歳で 一人前の戦士だといいはりながら ひとりになると天使のように泣いた」他の詩も涙腺にくる。あたたかなものに触れたい人にオススメ。
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2016/5/23
911.56||ハ (3階文学)
「だいじょうぶだよ」「贈りもの」「病気になったら」「あしたはきっといい日」・・・など、32個の詩が収められている素敵な詩集です。ちょっと疲れているときも、何だかもやもやしているときも、読むとホッと安心する言葉がちりばめられています。晴佐久神父様が贈るあたたかいメッセージをどうぞ! -
カトリックの司祭が書いた詩集です。ある偶然が重なって手に取ることになったのですが、本書の「ただの偶然」を読んで、出会いの不思議さを感じました。好きな詩は「病気になったら」「主役」「そのまま このまま」です。どんな自分でも自分だから尊い、そのままの自分でいいんだということを、語りかけられている気がしました。最後の詩を読み終えて、最初の詩に続くことに気がつきました。冬が終わると春が来る。「だいじょうぶだよ」という著者のメッセージが伝わり、とても癒されました。
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晴佐久神父さまの書いた詩集であるが、「神」という言葉も出てこなければ「イエス」も「キリスト」も出てこない。
一種の「宗教臭さ」が全くない素朴な詩。いや、むしろ、私たちの「いのち」が安心できる場所にあるという「原宗教性」が、言葉たちの中にちりばめられているのだと思う。
本書に一貫して貫かれているメッセージはやはりタイトルの「大丈夫だよ」ということ。
自分が、安心した詩が「病気になったら」。
泣いても、甘えても、他人を傷つけても、傷つけられても、自分が醜くても、怒っても、それでも、そんな私でも、私を見守ってくれて、「だいじょうぶだよ」と手の平にのせてくださる方が、大きな大きな宇宙の果てから、何もできずのほほんとした空間にまで、いる。動いてくださっている。
教祖の存在も知られない「しみじみ教」でいいんだね(笑)
好き。
そんなことを、神父様の優しい言葉に触れて思いました。
ちょっと、「ことば」に関して心に刻んでおきたい一節。
「言葉で争い、言葉で傷つくわたしたち
ほんとうはそんなのはことばではない」 -
理解するのが難しい詩などが
ちょこちょこあったので、
軽く読み進めてみた。
気に入ったのは、
「宇宙的あまのじゃく」と
「しみじみ教」だった。 -
のびやかでみずみずしい言葉がとてもステキです☆
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生きていることへの感謝。
朝起きてご飯を食べて太陽の光を浴びて、
そんな日常繰り返される普通の生活の中に、
感謝と喜びを見出させてくれる一冊です -
「しみじみ教」がとても心に響きます。
http://hidamariblog.jugem.jp/?day=20100808 -
カテゴリ的には宗教系かもしれない。
だけど、宗教色はそんなに…強くは出ていない。
温かい言葉で、スーッとしみいるような言葉たちで綴られた詩集です。
「だいじょうぶだよ」って言ってもらえることが、どんなにか、嬉しいことか。
言葉のマジック、なのかも。
ふとしたときに、手にとって読みたくなる、何度でも読みたくなる本です。 -
ちょっと疲れた時や一息つきたいときにオススメのメッセージ本。
ユーモア溢れる内容とセンスの良い言い回しや表現に、癒される
以上に思わず笑ってしまう事も。