ネアンデルタール

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制作 : John Darnton  嶋田 洋一 
  • ソニーマガジンズ (1996年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789711418

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ネアンデルタールの感想・レビュー・書評

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  •  自分は、昔からなぜかネアンデルタール人に魅かれてきた。なぜだろう。そんなこんなでこの海外ノベルを手にした(そしてしばらく積ん読していた)。

     ネアンデルタール人が今なお生きていると知った古人類学者らを待つ驚愕の世界とは…。世界の屋根と言われる“大パミール”高地を舞台にした秘境冒険小説。
     雪男、イエティ、野人…。その正体は密かに生きながらえたネアンデルタール人であるという仮説を基に膨らませた小説。大胆な活劇の味付けもまぶしてあるのだが、安手のハリウッド映画を思わせる展開に少々興醒め。
     
     ネアンデルタール人についての最新の学説や定説をきちんとした本でおさらいしたくなった。

  • この本をミステリーに分類するが正しいのかどうかは判断が難しい。だが、本書の見返し部分に「アドベンチャーミステリー」と紹介されているので、ミステリーに分類してみた。

    古人類学者のマットとスーザンは、恩師ケリカットがタジキスタンで行方不明になったと連絡を受け、先史調査研究所へ向かう。
    ふたりはそこで、25年前!のネアンデルタール人の頭蓋骨を見せられ、そのネアンデルタール人を追って行方不明になったケリカットを探しに、タジキスタンへ向かう。

    「雪男」などの超常現象話をうまくまとめ、そこに人類の進化の過程での謎、ネアンデルタール人を絡めた作品。
    古人類学の勉強もついでにできるお得なお話。

  • ネアンデルタール人が生き残ってるってのは良くあるモチーフでロマンなんだけど、ただそれだけじゃない捻りがあってなかなか面白かった。RVだけでSF何冊も書ける気がする。種としての優劣を分かったのが欺瞞だというのもかなり面白かった。ただ展開はやや退屈だし、黒幕側の描写が尻切れだったりするのが残念ではあった。

  •  人類が誕生する遥か昔、ヨーロッパ全域には同じ知性を持つネアンデルタール人がいた。彼らが消滅後、人類は誕生したという定説を覆す発見があった。実は4万年前に滅んだとされるネアンデルタール人は3万年前まで生息していた痕跡があるのだ、そうすると人類と同じ時代を生きたことなる。歴史ロマンを感じさせるわくわくする書き出しであった。その後は期待を裏切られ、ごくつまらない三文小説へと変わる。

  • どっかで見たようなシーンの連続というか、たぶん、アメリカ映画のシナリオには、テンプレートのような物があって、この小説も同じテンプレートを使ってるのだよね、という思いを抱かせる、そんなできあがり。だから、飽きること無くラストまで読み手を引っ張っていくのは確かなんだけど、こっちとしては、そのテンプレっぽさが鼻についてしまった後、どうにも、そこから一定の距離を置いて冷ややかな目で見ちゃうような、そういうつきあい方にならざるを得ない。
    むかし、渋谷陽一が「産業ロック」と言ってたような意味で、産業小説なんじゃないかという感じ。もちろん、作者にとっては処女作で、そんな意識はなかったのじゃないかと想像するが、一方、謝辞で述べられている、これまでその名を知られることの無かった編集者の貢献が、そういう、工業製品的な小説の有り様をもたらしたのかも知れない。
    不思議なことに、日本こそまさしくそうした産業的に生み出される小説が多いだろうに、これほどのテンプレ感を覚える製品にであう経験はあまりなく、この感覚が、実にアメリカ的な活劇であることの証拠と言える、そんなことなのかも知れないと思った。

  • ネアンデルタール人が今も生きていて、別人の視覚や感覚を感じ取れる能力があるという設定になっているお話。イマイチ盛り上がらないまま読み終わっちゃった(-_-;)
    スピルバーグが映画化するという話があったんだけど、立ち消えになったんだろうね。

  • 現在の人類の祖先とは別の種類だったというネアンデルタール人。絶滅したはずのネアンデルタールを追い求め行方不明となった学者を探す事から始まるアドベンチャー物。インディジョーンズみたいな冒険ものが好きな人は楽しめると思う。いかにも外国的な娯楽小説です。

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ネアンデルタールの作品紹介

はるか昔、まだ氷河が時折地球上を覆っていた時代、新しい人類が誕生した。彼らの化石骨は、1856年8月、ドイツのデュッセルドルフ・ネアンデルの渓谷ではじめて発見されたため、こう名づけられた-ネアンデルタール。彼らは、約3万年前までの間、ユーラシア大陸の西部で繁栄をつづけ、そして西端のイベリア半島周辺で絶滅したと考えられていたのだが…。

ネアンデルタールはこんな本です

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