アインシュタインをトランクに乗せて

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制作 : Michael Paterniti  藤井 留美 
  • ソニーマガジンズ (2002年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789718851

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アインシュタインをトランクに乗せての感想・レビュー・書評

  • 1955年、天才アインシュタインが死去し、その遺体解剖をまかされたトマス・ハーヴェイ博士は、取り出した脳を持って行方をくらまします。 数十年後、著者はひょんなことからこの風変わりな老博士の頼みを聞き、持ち出した脳を遺族の元へ返しに行く旅に同伴することになります。行く先々で不思議な人と出会いながら、脳をあるべき場所にかえす旅は心にしみる実話です。

  • アインシュタインのことはまったくと言っても良いぐらい何も知らなかった私。多分世界一有名な科学者で、相対性理論っていうよくわからないものを打ち立てた人で、ボサボサ頭で・・・。ぐらいの知識しかなかった。この本を読んでも、相対性理論を理解できっこないのだけれど、少なくとも大きなイメージだけはつかめたと思う。いつか勉強してみたいなぁ・・・なんてちょっとだけ思ったりして・・・。むりか。でも、アインシュタインの生涯やその理論や平和主義(原爆とのかかわりやらなんやらも含め・・・)に興味を持って、ネットでいろいろと調べてみた。話はずれるけれども、このサイトはとってもまとまっている。(Albert Einstein's Science and Life )ああ、タイトルは英語だけど、中身は日本語よ。良かったらお読みくださいませ。わたしは、1時間ぐらいでナナメ読みしてしまいましたが。

    とはいえ、この本はアインシュタインの生涯は1つの材料に過ぎない。アインシュタインの脳を持ち出した博士の人柄、彼とのドライブ旅行なんかを通じて、作者の思想を表している。老いについて、平和について、人間というもの自体について・・・。歳老いた2人の科学者を通して、将来や自分自身を見つめなおしているのだ。さまざまな思想が詰め込まれていて、意外に奥が深いように感じる。軽く読めるわりにはいろんなことを考えさせられる本だった。

    さて、ストーリーにはほとんど関係ないけれど、ドライブで2人が寄った場所にとても興味がわいたので、調べてみた。S.P.Dismoore(ディスムア)というこれまた変人が作ったコンクリートでできた建造物である。どんなものか見たくなったので、ネットで調べてみた。さすがに日本語のサイトは無かったわ。片田舎のちょっとした見物って感じなのかな?でも、いつか行ってみたいね。(Garden of Eden )というか、アメリカの学生のとき、果たせなかった夢、アメリカ横断旅行、いつかやってみたいと思う。だんなと一緒に1ヶ月ぐらいかけて?いつかできる日が来たらいいのになぁ・・・。

  • アインシュタインの遺体解剖をし、彼の脳みそを摘出したハーヴェイ博士。ちょっとした好奇心でハーヴェイのもとを訪れた「僕」は、ハーヴェイ博士とアインシュタインの孫娘に会うべく、アメリカ横断のドライブに出かける。もちろんトランクにはアインシュタインの脳みそを乗せて…。ノンフィクションらしいけれども、題材が題材だけに、現実離れしたフィクションにも思える。アダルトチルドレン的な「僕」とサラの生活や、アメリカ的な風景がしっかり描かれていて、なかなか読みごたえあり。アメリカ文学の範疇に入れてもいいくらいかなー。(2002 Dec)

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アインシュタインをトランクに乗せての作品紹介

アインシュタインを解剖したばかりに数奇な人生を歩むことになったトマス・ハーヴェイ、そのイカれた老博士の願いを聞き入れたばかりに、アインシュタインの脳と一緒にアメリカ横断の旅に出ることになった僕が織りなす、心にしみる感動のノンフィクション。

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