この悪夢が消えるまで (ヴィレッジブックス F ロ 3-1 イヴ&ローク 1)

  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789719759

感想・レビュー・書評

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  • 人気シリーズの1作目。
    ベストセラー作家が別名義で書いたロマンティック・サスペンスです。

    21世紀半ばのニューヨークが舞台。
    女性警部補イブが捜査を任されたのは、高層ビルで高級娼婦シャロンが殺された事件。
    シャロンが上院議員の孫娘だったため、捜査は極秘で進められることに。
    ビルのオーナーで大富豪のロークは、謎めいた人物。
    事件が連続殺人事件の様相となっていき、ロークは容疑者のひとりとなるが‥?

    イブは仕事一途で有能、自分で切っているショートヘアという飾り気のない女性。
    実は8歳以前の記憶がほとんどなく、虐待されていたらしい。そんな過去が時に見え隠れして、イブをさいなみます。
    ものすごいハンサムで裕福なロークは何不自由ない男に見えるが、やはり生い立ちには何かあったらしい。
    最初は水と油の二人が、次第に惹かれあっていきます。

    捜査を二人でやるのはいくらなんでも少なすぎでしょっていう~推理小説では全然ないのですが、ロマンス物だけが好きな人が読むには連続殺人だから違うかな~コージーでもないし。
    ただ、ベストセラー作家だけあって、つぼを心得た描写でポンポン進むため、この話はこうなのねと身を任せてしまえば、楽しく読み進められます。

    1995年に発表された作品なので、今なら携帯、パソコン、スマホで当たり前のことが、別な言葉で描かれた未来図になっています。
    使用人がドロイド(アンドロイドね)だったり、食べ物は自動調理されたり、銃は既に規制されていたり。
    といった近未来のモチーフもさほど邪魔にならず、この頃こういうイメージを描いてたんだ、なるほどね~と楽しめました。

  • 久しぶりに、シリーズの第1作目を読了。
    イヴとロークが出会い、愛に押し流されてゆく姿は微笑ましいですし、シリーズ中盤に感じるような「マンネリ感」もなく、疾走感のあるストーリー展開です。

  • イヴ&ロークシリーズの第1作目♪まんまと騙されたー(T_T)んでも、エロさはいらなかったかなー(。-∀-)ロークみたいな人いたらいーのに…( ̄∇ ̄*)ゞ楽しく読めました♪続けて2作目も読んでみよー(*^^*)

  • まさかこのシリーズ読み始めることになるとは思ってなかったんですが!
    なんかちょうど移動中に読むものがないときに、ふと、「23巻も出てるわけだし、つまんないわけがないよね?とおもって手に取っちゃったんです(アメリカではもっと出てますな・・・)

    設定的には突っ込みどころ満載なんですけどね。
    2050年代後半で、大きな戦争があって社会の管理方法が著しく変化している。で、宇宙開拓もずいぶん進み、アンドロイドのような技術も普通に使われている・・・あと50年くらいでこんな風になるとはおもえないですが、まぁこの作品の主軸はそこじゃないので置いとけってことですねw

    主人公のイヴ・ダラスはNY殺人課の警部補で、いまは禁止されている武器である銃火器を使用した殺人事件の担当になる。
    被害者の死体のそばには「6の1」とかかれたメッセージが。
    (どうやっても連続殺人事件ですね)
    ところが被害者が上院議員の孫娘だったことから、調査もなかなか身動きが取れない。
    不屈の根性で捜査を進めていくと、捜査線上にロークという謎の大富豪が現れる。

    まぁシリーズ名見ればわかるんですが、イヴとロークはこのあと付き合うことになるんですけども、イヴがまためんどくさいところがあり、子供のころに受けた手ひどい虐待のあとを持ち、8歳以前の記憶がほぼなく、ある日ダラスの街中でぽつんと立っていたっていう幼少時代が合間合間に挿入されます。

    なのでロークが近づくと毛が逆立った猫みたいな感じになるんですよね。
    被害者も全員娼婦であることから、イヴ自身が過去にゆり戻されて悪夢を見たりするわけです。
    そんなイヴを助けたいとかおもいつつ、過去に立ち向かうのには自分自身でしか立ち向かえないことに苛立ちを隠せないロークがよいですね。

  • 購入済み

    あらすじ
    (BOOKデーターベースより)
    21世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。
    シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には<六の一>と書かれていた。イヴは、そのビルのオーナーである謎めいた大富豪ロークを容疑者と見なす一方、心ならずも彼に惹かれていく。だが、やがてふたたび娼婦殺害事件が発生、現場には<六の二>と記された紙が……。
    ノーラ・ロバーツが別名義で贈る話題のロマンティック・サスペンス第1弾!

    近未来の設定で、車が自動制御で走ったり、グライドとかいうものが出てきたり、小道具もおもしろい。
    イブとロークの出会い、最悪の組み合わせでの恋愛、そして殺人事件が絡みながら描かれていって面白い。
    事件は解決されたけど、イブとロークの今後、気になります。

    Naked in Death by J.D. Robb

  • 連続娼婦殺人事件を捜査するイブと容疑者ロークの甘〜いミステリ。
    ハーレクイン風の設定がメインで、ミステリはスパイス程度かな。
    こういう世界もありだと思う。
    たまにべたべたに甘い恋愛小説が読みたくなったときに読めるシリーズとして重宝しているので、あまり色々求めないでおこう。

  • ラブロマンスだけど、物語の展開がテンポ良く、読後はすばらしいハリウッド映画を見たような後味。完璧なかっこよさの富豪ロークと、敏腕警察官のイヴ。イヴの口の悪さやロークのしたたかさに笑ってしまう。お互いに過去に忘れられない傷を持っているからこそ、お互いが必要で、誰よりも強い信念を持つ二人なのだろう。その二人を取り巻く脇役らも楽しい。

  • トワイライト好きの人から教えてもらったイヴ・ロークシリーズの第一巻♪

    素敵です!!!

    素敵で紳士・・・でもちょっとストーカーって思わせるところもある美青年大富豪ローク。

    優秀の条件をすべてかね揃えている敏腕刑事のイヴ。

    事件をきっかけに知り合った二人がどんどんと惹かれあってぃく様ゎ必見です↑
    素敵すぎます↑

  • 長いシリーズのとりあえず1巻目。さすがにロマンス作家出身だけあって、リーダビリティにすぐれているなあ、と。ロマンス作家って、そういう傾向があると思うのですが、もしかしたら単純に私が読んでる作家がベストセラー作家だからなのかも。リーダビリティに優れていたからベストセラー作家になったとも言えるし。<BR />ロマンス作家らしいサービスシーンもあったりしますが、基本的には事件のお話。長く続いているお話なので、これから1冊ずつ事件を解決しつつイヴとロークの仲が進展したり人間的に成長していったり傷を癒したりするんだろうな、と。しかし、時代設定にはちょっとびっくりしました。ふーん、なるほど、みたいな。
    <BR />[2004/11/07読了]

  • 金持ちヒーローと、警察ヒロイン。
    サスペンスが良くできてて面白かった。ただ、この訳あってる?ってところがあって少し冷めた所があったのが残念。この二人がどうなるのか楽しみ

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