No.1レディーズ探偵社、本日開業―ミス・ラモツエの事件簿〈1〉 (ヴィレッジブックス)

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制作 : Alexander McCall Smith  小林 浩子 
  • ソニーマガジンズ (2003年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789721059

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No.1レディーズ探偵社、本日開業―ミス・ラモツエの事件簿〈1〉 (ヴィレッジブックス)の感想・レビュー・書評

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  • アフリカの国ボツワナの女探偵もの。
    マ・ラモツエは、人呼んでサバンナのミス・マープル。
    作者はスコットランド人だが、ジンバブエ生まれ。
    マというのは女性への尊称。
    探偵社を開いた話から、父の人生、主人公の育ちへと戻り、また事件物へと進む短編連作。
    プレシャス・ラモツエは愛されて育った一人娘。
    母を早くなくしたが、父の従妹に可愛がられる。
    恋をした相手ノテと結婚したが、これはあまりたちが良くない相手で、じきに去られ、父の元へ戻る。
    父の死後、残してくれた牛を売って、首都で探偵社を開くのだ。
    女性に探偵が出来るかという疑問を持たれるが、アガサ・クリスティを知らないのかと問い返す。
    機転が利き、押し出しも立派な、アフリカ女性の伝統的体型の34歳。
    秘書の女性マ・マクチとも名コンビになっていく。
    行方不明の夫を捜して、意外な顛末を証明したり。
    夫の浮気を確認してやったら、かえって依頼人にくってかかられたり。
    小型の白いバンを独りで乗り回してどこへでも行き、時には鰐やコブラとも渡り合う。
    車の修理工場をやっている男性マテコニとは親友で、ついにプロポーズもされるが?
    ボツワナというのはアフリカでは平和な国らしいですね。
    独特なテンポ、住んでいる家や食べ物、知らない土地の雰囲気が伝わってきて、新鮮で面白いです。
    呪術の話なども出てきます。一般の人は関わりにはならないようなものではあるのですが。
    哀切な少年の話が解決して、ほっとしました。

    作者は1948年生まれ。アフリカ、イギリスの大学で学んだ後、スコットランドで教授に。一時アフリカに戻り、ボツワナで最初のロー・スクール設立に尽力。ユネスコの議長などを務める傍ら、子供向けの本から学術書まで幅広く活動。
    本書は1998年発行。口コミで火がつき、のちにブッカー賞の審査員特別賞を受賞。

  • さらっとした短編で読みやすい。
    ボツワナの文化とか、人柄、外国人に対する感情など、じわりとにじみ出ていて、面白い。
    どろどろしない推理ものっていいね。

  • 『おいしいケーキはミステリー』より

  • No.1 レディーズ探偵社、本日開業、
    アレグザンダー・マコール・スミス、小林浩子訳
    ヴィレッジブックス

    マ・プレシャス・ラモツエはボツワナでたった一人の女探偵。鋭い洞察力と大胆な行動力で事件を解決に導く。

    私のお気に入りはマ・ラモツエが家のデッキで大平原のきりんやしまうまを眺めながらブッシュティ(ルイボスティ)を飲むシーン。
    ボツワナで働いたことのあるYさんが、ボツワナの景色や人々はこの物語の通りだと、言っていた。

  • アフリカのほのぼのとした雰囲気と独特の事件が面白い。つい、ミス・ラモツエ頑張って!と思ってしまう。表紙の絵も素敵

  • 元気がない時に元気を出すために読む本

  • ボツワナでただ一人の女性探偵・マ・ラモツエの活躍譚。
    なんとも評価の難しい本だった。
    もし舞台が他の場所だったら、半分も読まずに本を閉じただろう。
    ミステリというには謎が貧弱だし、マ・ラモツエが推理する過程がほとんどないし。開業したてで入門書を片手に探偵家業をしている割には、そこから派生するエピソードもないし。
    一見児童文学の様でありながら、その優しい語り口で語るのはマ・ラモツエの悲惨な結婚生活だったりするし。
    かと言って、決して面白くないわけではない。
    マ・ラモツエのキャラクターは魅力的で、ボツワナを中心のしたアフリカを描いた文章と相まってなんとも心地よい空間を作り上げている。
    読んでいくうちにページを繰る手がゆっくりになり、マ・ラモツエと一緒にボツワナの風に吹かれているような気分になっている。
    だからとても難しい。
    ミステリとしたらできはよくないのだけれど、その部分がもっとしっかりとしたらこの作品の持ってる良さは失われてしまうような気がする。
    でも、自分としてはミステリとしてこの本を手に取った訳で…。
    なまじ読後感がよかっただけに本当に悩んでしまった。なので評価は3。

  • せっかくチャンスがあったのに、A.ミンゲラ監督のTV映画を見逃してしまったので(眠ってしまったので)、原作を読みました。たぶん、ドラマは原作の雰囲気たっぷりだったと思います。マ・ラモツエと一緒にいたあの男性はミスター・J.L.B.マテコニだったんだとようやく理解しました。解説の『アンソニー・ミンゲラも絶賛し、シドニー・ポラックとテレビ・シリーズ化や映画化を進めているという。』が悲しいです。ミンゲラ監督のご冥福を祈ります。TVドラマは来年BBCで放送されるようです。原作も続けて邦訳が出ているので、しばらくはマ・ラモツエの世界にはまれそうです。

  • アフリカの探偵社、まるまるラモツエ

  • アフリカのボツワナ。たったひとりの女性のよろず探偵、ラモツエのお話。

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