世界の有名人、最期の言葉: 雑学 (ヴィレッジブックス N ロ 1-1)

著者 :
制作 : レイ ロビンソン 
  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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本棚登録 : 19
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789721677

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  • 読書録「世界の有名人、最後の言葉」3

    編 レイ・ロビンソン
    訳 畦上司
    出版 ヴィレッジブックス

    P165より引用
    “偉人に会うとき自己の最上の姿で現れるのを常とした彼女は、
    死の床では、神を待たせて最後のほお紅をほんのり塗った。”

     ジャーナリストである編者による、タイトル通り世界中の有名
    人たちの今わの際の言葉を集めた一冊。
     映画俳優フェアバンクスからメキシコの革命家ビジャまで、個
    性豊かな言葉の数々が残されています。

     上記の引用は、ポンパドゥール夫人の一言に対する解説の一文。
    女性は灰になるまで女であるという話を、体現するかのようなエ
    ピソードです。
     世界に名を残す人達は、死ぬ間際までドラマチックなようです
    が、ヴォルテールは静かに死なせて欲しかったようです。有名で
    あるというのは、死ぬ時まで大変なようですね。

    ーーーーー

  • 2006 10 1

  • 「人生という舞台からの退場の台詞」を集めた本。退場のタイミングは必ずしも本人の意思に委ねられないため、ごくごく日常的な言葉もあるが、そこはそれ、有名人ともなれば
    どこか含蓄のある言葉のような気もしてしま
    うところがある意味マジック。
    ちなみに個人的な意見としては、こういうものを読んでいるときはブックカバー必須。
    何故って周りになんだか微妙な視線を向けられるから(苦笑)。

著者プロフィール

畔上 司(あぜがみ・つかさ)
1951年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。日本航空勤務を経て、現在ドイツ文学・英米文学翻訳家。共著に『読んでおぼえるドイツ単語3000』(朝日出版社)、訳書に『5000 年前の男』(文藝春秋)、『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』(主婦の友社)、『エンデュアランス号 シャクルトン南極探検の全記録』(ソニー・マガジンズ)、『アインシュタインの旅行日記』(草思社)などがある。

「2020年 『旅の効用 人はなぜ移動するのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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