世界の有名人、最期の言葉: 雑学 (ヴィレッジブックス N ロ 1-1)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2003年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789721677
感想・レビュー・書評
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読書録「世界の有名人、最後の言葉」3
編 レイ・ロビンソン
訳 畦上司
出版 ヴィレッジブックス
P165より引用
“偉人に会うとき自己の最上の姿で現れるのを常とした彼女は、
死の床では、神を待たせて最後のほお紅をほんのり塗った。”
ジャーナリストである編者による、タイトル通り世界中の有名
人たちの今わの際の言葉を集めた一冊。
映画俳優フェアバンクスからメキシコの革命家ビジャまで、個
性豊かな言葉の数々が残されています。
上記の引用は、ポンパドゥール夫人の一言に対する解説の一文。
女性は灰になるまで女であるという話を、体現するかのようなエ
ピソードです。
世界に名を残す人達は、死ぬ間際までドラマチックなようです
が、ヴォルテールは静かに死なせて欲しかったようです。有名で
あるというのは、死ぬ時まで大変なようですね。
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2006 10 1
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「人生という舞台からの退場の台詞」を集めた本。退場のタイミングは必ずしも本人の意思に委ねられないため、ごくごく日常的な言葉もあるが、そこはそれ、有名人ともなれば
どこか含蓄のある言葉のような気もしてしま
うところがある意味マジック。
ちなみに個人的な意見としては、こういうものを読んでいるときはブックカバー必須。
何故って周りになんだか微妙な視線を向けられるから(苦笑)。