生きながら火に焼かれて

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著者 : スアド
制作 : Souad  松本 百合子 
  • ソニーマガジンズ (2004年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789722612

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生きながら火に焼かれての感想・レビュー・書評

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  • こういう話をみると、文化のせいとか宗教のせいとかなにかに「責任」をおしつけて、「ひどい」と憤ることで終わってしまいがちだけど、少し前までの日本でも、姦通罪とかあったし(不倫じゃない、これは恋しただけで火あぶりなんだからもっとひどい・・・とかいうことはさておき)それがいまやここまで来ているのだから、変えられないことは絶対にない!と言いきれる。
    今も同じ目に遭ってる人がいるけれど、一人でも多く助けられますように。救われますように。

  • ぬくぬくと日本で生きてきた私にとって衝撃の内容でした。
    こんな国が今でもあるのかと恐ろしく思いました。
    イスラム圏内の国では今でも女性が男性と接触しただけで家族から制裁を受ける。
    その制裁とは生きたまま頭にガソリンをかけて火を着けられるというもの。
    それがある国ではごく普通に行われているということ。
    とても狂っていますが、その国では悪いと思ってやっていない。
    むしろ無断で女性が男性と触れ合う事の方がその国では罪なのです。
    女性は家畜以下ということが普通。

    悪い人は自分を悪いと思っていないから悪い事が出来るのかもしれません。
    家族内殺人という恐ろしい正義。
    名誉の殺人のターゲットになったスアド。
    『人を殺してはいけない』は当たり前と思っていました。
    その『当たり前』が通用しない国が本当に存在する恐ろしさ。
    普通とか常識とか当たり前というものはいったい何なんでしょうか。

    救いはスアドが生き延びた事。

  • 表紙のインパクトがすごすぎて、前から気になってたけど、ふと手にとったので読む。
    題名から戦争の話かと思っていたら、火をつけたのは彼女の家族だった。
    信じられないような凄絶な内容だった。女の人の命は、家畜よりも軽んじられている。こういうことが今もまかり通っているとは。
    イスラム圏で女の人が外に出て行くことが難しいということは漠然と知っていたけど、それは女の人をそれだけ大事にしているからかと思っていた。
    文化=常識が違うっていうことがどんなことか考えさせられた。
    絶対に間違ってると思うけど、この村の男の人たちが悪人なのではなくて、それがごく当たり前になってしまっている世界の背景も理解しなくてはいけないわけで。
    それが名誉に関するなら、確かにものすごくデリケートで難しい問題だ。

  • 今も世界のどこかで行われている名誉殺人。風習や文化の違なので、私はそれが間違っていると言うことは出来ませんが、殺されている女の子は、風習や文化が違えど、私たちと同じように恋をしたり好きな人が出来る普通の女の子でした。自分の味方であるはずの家族に殺されるのはどんな気持ちなのか想像がつきません。生まれる地域を選ぶことは出来ないのに、女に生まれた以上、一生奴隷のような生活を強いられるのはおかしいと思いました。こうして自分の意見を言えるだけでも私は恵まれた環境にいるのだと改めて気づきました。

  • シスヨルダンという地域に残された残酷な風習。
    胸糞悪いシーンも多いですが、世界にはこういう地域があることを知るのも良いかも。

    ちなみに草薙剛も謹慎中に読んだとか。

  • ある民族で、名誉殺人により、殺されそうになった女性の話。
    一度読んでみたい。

  • 衝撃的な内容だった。
    読んでいて胸が苦しくなる。

    面白いというと不謹慎だが、ぐんぐん読んでしまった。

  • 現代も尚『名誉殺人』が行われているという事実は到底受け入れ難いものがある。この本を通じてその現実を知ることにより、生まれた国・村の風習によってこのような理不尽がまかり通ってしまう残酷さを嘆かずにはいられない。

  • この日本じゃ想像もつかない、女性差別主義。
    家畜の方が女よりも価値があると当たり前に言われている世界。
    男女問わず一度は読んでほしい一冊。

  • 何が常識で何が当たり前か
    文化慣習以前に人としてどう生きるべきか
    一概に批判ではなく考えさせられることが多かった
    島国日本も気をつけないとね

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生きながら火に焼かれての作品紹介

中東シスヨルダンの小さな村。学校にも通わず、鞭で打たれながら奴隷のように働く17歳の少女スアド。恋愛は死に値する行為と知りながら、恋する気持ちは止められなかった。今なお虐待と死の危険にさらされている女性たちの、衝撃の記録。

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