生きながら火に焼かれて

著者 : スアド 松本百合子

• ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[f.luna……読書メーターに引っ越しました。さんの感想 · 2007年9月17日]

衝撃的な事実はもちろんだが、
それ以上にそこから再建していく著者の姿に興味を抱いた。
同情でも憎しみでもなく、
ただただ知ることでこれほど胸が痛むものだろうか。

[かおりさんの感想 · 2007年9月16日]

現代にこんなひどい生活を強いられてる女性がいることを初めて知りました。
恋した人を信じたスアドさんの気持ちが痛いほどわかります。
みんなに読んでもらいたい内容です。

[pianissimoさんの感想 · 2007年9月16日]

因習。すごい言葉だと思う。それだけで許されることがたくさんこの世にはある。別に日本だってないわけではない。けれどこの本の舞台は異質中の異質。すべて男性が決めていく社会。女は奴隷扱い。家の中は暴力で支配され、結婚後も延々と続いていく。不貞を犯した娘は「名誉の殺人」という名のもとに火あぶりにされることが合法。そんな社会に生まれなくてよかったと思ってしまう。

[文芸倶楽部さんの感想 · 2007年8月30日]

世界には多種多様な文化や風俗があるけれど、この本に書かれているようなことが平然と行われる地域が本当にあるのだと怖くなりました。風習だから、その一言で終わらせるには衝撃的な内容です。人権、尊厳そういったものを考えさせられる一冊です。

[msatoさんの感想 · 2007年8月8日]

こういう地域が今もある
その現実を知ってよかった

[becchiさんの感想 · 2007年7月15日]

シスヨルダンのある村、１７歳の彼女は恋をしたために、家族に火あぶりにされました―。。。
ノンフィクションです。
人間の権利や生まれる環境について凄く考えさせられる本です。

[むささびさんの感想 · 2007年7月6日]

　その残酷さに気づかないほどに、閉鎖的な社会の話。

[あいこぅさんの感想 · 2007年6月15日]

衝撃だった…今もまだ男尊女卑よりもひどい奴隷状態の国がたくさんあって、男が女を殺すことが罪にはならないなんて考えられない。

男というのはなんて身勝手で馬鹿なんだろうと付くずく思えた…。

この本をたくさんの人が読んで、自分たちの知らないところで最悪なことが起こっていることを知るべきだと思う。

[WiCaさんの感想 · 2007年6月10日]

表紙の写真の目から映る表情。
衝撃的である。
なぜ??

人を好きになることは罪なこと??

好きな人に抱かれたいと思うことは恥ること??


これは大昔のことではなく
今もなお残酷な因習が続いていることに
同じ時を生きている人間として私は幸福だと思うと同時に
今も苦しんでいる人々を救ってあげられない
ちっぽけな私はなんて無知なのだろぅと。

[茶酢さんの感想 · 2007年6月8日]

出会いは確か病院の待合室。
じぶん、病院が凄く苦手でしてね。
どうせ重苦しい雰囲気なら重い雰囲気の著書を読んでやる！と意気込んでいたはいいものの…

いざ診察時間になったときにはボロ泣きでした。