スタ-・ウォ-ズ破砕点 (下巻) (LUCAS BOOKS)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789723374
感想・レビュー・書評
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主人公はジェダイの長老であるメイス・ウィンドウで、エピソード2の半年後の惑星ハルウン・コルでの戦いが描かれています。
この本ではライトセイバーの型である、ヴァーパッドが登場します。
この一番の使い手は作ったメンバーでもあるメイス・ウィンドウですが、弟子であるデパ・ビラバもこの使い手として知られています。
この戦闘フォームは非常に攻撃的であり、ダークサイドに非常に近づいてしまうので、マスターするジェダイも少ないようです。
↓ ブログも書きました。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-2237.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジェダイであるがために戦争が始まることを許してしまったメイス、ジェダイであり続けることを捨てても救いたいものがあると考えたデパ。デパによる虐殺は正直目を覆いたくなるほどに残酷かつ陰惨なのですが、それでも彼女の選択を間違っていると一蹴できないのは、ここまでやっても“堕ちて”いるようには感じられないからです。しかし、『CW』でダース・モールの弟を登場させたばかりか、死んだハズの本人まで生き返らせ、『EP1』終了時点でダース・プレイガスが生存していたなど相当ムチャなことをやっている昨今のSW情勢を見るに、今後デパが蘇る展開も充分にあり得そうで怖い(台無し的な意味で)
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[スター・ウォーズ 破砕点〈下巻〉:マシュー ストーヴァー]『 だれかの命を救うのは―いつだって、一時的なことなんだ』ジェダイは守護者であり、兵士ではない。だが、最早誰にも戦いの流れを止めることはできない…
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エピソード3へのブリッジノベル第一弾の下巻。メイス・ウインドゥが主人公。
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終わり方はまったくもってメイス・ウィンドゥらしい終わり方だった。
だが彼はジェダイであることを貫いたように思う。彼は「戦争」のむごさを身をもって思い知り、その上で「ジェダイ」として、動いた。人をすべて救うことはできない、アナキンが克服できなかった命題に果敢に挑み、心に深い傷を負いながらも「最善の結果」を残したように思う。もちろん考えようによっては「最悪の結果」かも知れないが、あの場所でメイス以外の誰にそれ以上のことができたのだろう、と思わせる。それだけの筆の力があって迫力もある。メイスの苦しみも透けて見える。色濃く、闇に満ち満ちた、だが「ジェダイ」というものを真正面から問う一冊であったと思える。 -
やや内容が暗く概念的な話が多いので、まずは暗黒の会合か悪の迷宮から入る方がいいかも。
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2005年 −読了