小田和正インタビュー たしかなこと 小貴 信昭:著

著者 : 小貴信昭

• エムオンエンターテイメント (2005年3月18日発売)

感想・レビュー・書評

[さぬきうどん人さんの感想 · 2010年2月28日]

2004年から2005年にかけて行われた小田和正のロングインタビュー。繊細なラブソングのヒットメーカーだけど、実際はアニキ肌で男気がある性格。インタビューでもそんな小田さんの一面が見える。

学生時代のヨタ話に、「ラブストーリーは突然に」のキーが高すぎる、といった笑い話もあるが、一番の興味はオフコース時代のことだ。

レコード事務所と対立し、盟友「ヤス」の脱退、そしてバンド解散。ソロになった小田さんはオフコースの責任の全てを背負って、音楽活動を続けているのだろう。そんな気持ちが発言の所々に感じられる。

この本を読んでから、改めて小田さんの曲を聴いてみると、多くのラブソングはオフコースのメンバーへ伝えたいことを託しているのかなという気がする。

[storager-fanさんの感想 · 2009年5月10日]

2005年の全国ツアーに先駆けて執筆された本の様です。
読後感としては、書籍「YES-NO」で語られていた部分も多いと感じられます。
ただ、曲作りへの思いはこの書籍の方が数多く語られていると思います。