炎と花 (上) (ヴィレッジブックス F ウ 5-1)

  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789726702

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインにこんなひどいことをするヒーローを見たのは初めてかもしれない。しかも短気でプライドが高いって、いくらイケメンで金持ちでも嫌だわーと思いながら読み進めたが、そこはヒーロー、やはり少しずつかわいいところも見え始めた。細いのに出るところは出ている若いヒロインもちょっとあちこちで目を引きすぎではとあきれないでもないが、時折見せる無意識なしぐさは、年の離れたヒーローにはそりゃたまらんだろうなということで、下巻に続く。

  • 両親を亡くし伯父の家でその妻に虐げられている美しい少女とアメリカ人船長の物語。

    序盤でヒーローがやってることは最低で
    ヒロインには憎まれてるし怖がられてるけど
    自分で自分の首を絞めてるところから(手を出さない)
    面白くなってきた。
    相手がヒーローだったからまだ良いけど、
    もっと最低な人と妊娠させたからと結婚させられてた場合もあるんだから怖い。

    文章は読みやすく続きがどんどん気になってくる。

    1972年。

  • アメリカ人船長 × 美しすぎる少女
    前にヒーローの息子の話を読んだんだけど、同じような痛恨のミス、というか犯罪だから、同じ間違いのないよう父から子へ伝えとくべきだったんじゃ?
    ヒーローは自意識過剰で自分勝手で、ヒロインは只々可哀想。後半典型的な意地悪女が出てきてぐっと面白くなった。

  • イギリス出身のヘザーとアメリカ富豪ブランドンのロマンス。
    船の上とアメリカが舞台になる。
    ヘザーは乱暴されそうになって誤って相手を殺してしまう。そして、ロンドンの街を彷徨っていたところを娼婦と間違われ、船長ブランドンのもとへ連れて行かれ、船はアメリカへ出港してしまう。
    殺人をしてびくびくしているヘザーにどんでん返しが起こるので、安心して読める。
    上下巻と長編であり、読むのが疲れてしまい、休み休み読んでいた。
    全体的に雰囲気はまったりとしている。

  • 息子が主人公の話(まなざしは緑の炎のごとく)を先に読んでしまっていたが、刊行順はこちらが先。二人の出会いが「納得いかねぇ」だったのと、ヒロインの秘密が深刻すぎるので素直に楽しめなかった。この人のお話はサスペンス部分がない方が(私は)楽しいんだけどなー。

  • 【既読】
    序盤はヒロインの伯母、伯母の弟からの虐待で辛い思いをしているのにさらにヒーローが・・・。2人の出会いは最悪なのですが、その後から段々と関係を深めていく所がとても素敵でした。
    スリリングなところもあり、ハラハラドキドキして読める作品です。

    上下巻あり、長編ですがあっという間に読んでしまうかと思います。

  • 上下巻。
    裏表紙のあらすじに惹かれて読んでみたけど、ウッディウィスの世界にどっぷり浸かってしまいました。
    かなりの設定のお話なのに、どこをとっても強引さとか無理が無い。ヒストリカル・ロマンスの金字塔と紹介されているだけあって、もうっ、素晴らしい!
    一度読んだら、又読み返したくなって、手放したくなくなる。
    久しぶりにこんなに浸れる作品に出会えました(>∇<)√

    <あらすじ>
    1799年、両親を亡くした17歳のヘザーは、英国の片田舎で叔父夫婦と暮らしていた。
    叔母の自分に対する虐待と嫉妬心に嫌気がさした彼女は、叔母の弟ウィリアムの招きでロンドンを訪れた。
    しかし彼に暴行されそうになり、誤って彼をナイフで刺してしまう。

    あてどなくロンドンの街を狼狽して彷徨うヘザーに目をつけたのは、アメリカ商船の乗組員2人。
    彼らはヘザーを娼婦だと思い込み、船長のブランドンのもとへ連れて行った。なぜなら、彼らが命じられていたのは、ブランドンの一夜の相手を探して来ることだったからだ.........。(本書裏表紙より)

  • 大好きなヒストリカルロマンス。
    とても読みやすい素敵なラブストーリー
    もし漫画化するならさいとうちほ先生にお願いしたいな〜

  • 1799年、両親を亡くした17歳の娘ヘザーは、英国の片田舎で伯母と暮らしていた。ある日、伯母の弟ウィリアムの招きでロンドンを訪れた彼女は、ウィリアムに暴行されそうになり、あやまって彼をナイフで刺してしまう。その後、狼狽してあてどなく街をさまようヘザーに目をつけたのは、アメリカの商船の乗組員二人。彼らはヘザーを娼婦だと思い込み、船長のブランドンのもとへと連れていった。なぜなら、彼らが命じられていたのは、ブランドンの一夜の相手を探してくることだったからだ。

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