シュガ-クッキ-が凍えている (ヴィレッジブックス F フ 2-6)

  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789727457

感想・レビュー・書評

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  • お菓子探偵ハンナ・スウェンセン第6弾。
    今回はクリスマス・パーティの一日が舞台。

    レイク・エデンの町の住民たち自慢のレシピ本を作ろうという企画で、ハンナの編集も大詰め。
    手分けして試作したものを持ち寄った試食パーティが、コミュニティ・ホールで開かれます。
    ハンナの母ドロレスは、宝石のついたアンティークのケーキナイフを貸してくれたのですが、それが行方不明に!?
    あせって探すハンナでしたが‥

    会計士のマーティンの元妻と姑が、復縁を願って顔を出しているところへ、マーティンはなんと新妻を連れて登場。
    ラスヴェガスで結婚したという相手ブランディは、レイク・エデンでは誰も見たこともないほどゴージャスな美女。
    ところがその夜、殺人事件が!
    外は猛吹雪。犯人はこの建物の中にいる!?

    ハンナの二人の男友達はいまだに恋人未満。
    さりげなくいい人な歯科医さんノーマンのほうが有望そうだけど。
    ハンサムな刑事マイクの美人助手が気になってイライラしていたハンナは、マイクの無神経な発言に、あるいたずらを仕掛けます。
    ところが‥?
    といったお楽しみも。
    妹アンドリアは出産間近。
    母ドロレスと急接近の初老のイギリス人を警戒して、姉妹は大注目しています。

    今回は甘いものだけではなく、とっておき料理集のレシピが巻末にたっぷり。
    その分、事件は割合あっさりしています。
    アメリカの料理に興味があればすごく面白いですよ!

  • レイク・エデンの料理本のレシピ試食大パーティー! なんて素敵なイベントでしょう。この中でやっぱり殺人?と思ったら…
    ラストにはトッド家に次女べサニー誕生、おめでとう!
    巻末のレシピ集がボリュームたっぷり!

  • お菓子探偵第6弾。

    あらすじ
    ハンナが出版するレイクエデンのレシピ本による、クリスマス・パーティ兼試食会。町の住人が、ラスベガスで再婚した妻を連れてきた。その妻は、吹雪の中、発見されて…。

    事件が起こって、解決まで一晩の話。結構な分量のページを使って、レシピ本のレシピを載せているので、話も短め。通常版というより、あとがきにあるようにボーナストラック。好かれているシリーズだから、こういうのもあるんだろう。もちろん、面白かったし、盛りだくさんの食べ物もおいそそう。

  • 恋敵のショーナはレイク・エデンを去り、クリスマスシーズンとなれば、
    ハンナもうきうきとしているはず…、が
    前作から出ていたレイク・エデンのレシピ集を出版するために、
    試作して試食して、レシピを修正して、気配りして、と忙しい。
    いかにも小さい町でありそうなことが、楽しそう。

    そして、今まで最高のクリスマス・パーティで、
    結婚したばかりの元ラスベガスのダンサーが殺され、
    吹雪に閉じこめられる。

    そして、妹のアンドリアは女の子を無事出産。
    男の子だと医者に言われていたので、
    女の子だったら母親と義母にそれぞれ名前をもらうと約束していたため、ピンチに。
    ハンナが上手く名前を考え出して助かるけど。

    でも一番面白かったのは、姪のトレイシーのサンタさんへの手紙。

  • ずいぶんあっけなく事件が解決し、残りの大半のページはアンドリアの出産と、レイク・エデンのレシピだった。
    レシピについては、作れそうなものは少なく、
    アメリカならではの材料を見るのが楽しかった。
    乾燥オレガノや、生のナツメグ、セロリソルト、
    ハーフアンドハーフなど。
    アンドリアの第二子の名付けがあっさり決まって、
    もう少し引っ張って欲しかった。
    今回の一番のヒットはトレイシーのサンタさんへのお手紙。
    読み返しても笑ってしまう。かわいいなぁ。
    マイクの男尊女卑に少し腹が立ってきた。
    でも、だからといって中年のノーマンがいいというわけではない。

  • お菓子探偵ハンナシリーズ第6弾。今回はレイクエデンのレシピブック作りに奔走するハンナ。レシピが盛り沢山!事件もいつもとは違う結末に。マイクよりノーマンの方が絶対素敵だよなー。2011/348

  • お菓子探偵 ハンナ・スウェンセンシリーズ第6弾。

    クリスマスシーズン。ハンナが出すレシピ本の試食パーティーでのお話。今回は事件<レシピと言う印象。前菜、スープ、サラダ、パン、主菜、副菜、ケーキ、パイ、クッキー、その他スイーツ、飲み物、おまけと網羅。凄く庶民的なレシピばかりです。アメリカの田舎町、って感じ。

    内容は何と言うか…呆気ない!
    事件そのものが今回サクっと解決しちゃうんですよね。事件が起きるまでが結構ありますし。

    田舎町の人間模様やイベントの様子を楽しむ、と言う点でも今回はちょっと薄く感じました。
    雰囲気は伝わってきますけどね。

    臨月のアンドリアや末妹のミシェル、母ドロレスの仕事っぷりは素晴らしい。

    恋愛面ではいい加減引っ張りすぎだろうと(´・ω・`)
    ノーマンもマイクもよくこの状況に甘んじているな、と。
    マイクは酷く鈍感で都合主義の子どもっぽい奴って気がしますけどね。

    ドロレスがご執心のイギリス貴族?な彼も気になります。

    毎日フルーツケーキと胡瓜入りハムサンド食べてます。あと栄養補助クッキー。
    一度ハマると本当にずっとそればっか食べちゃう。

  • シリーズを読み進めるにつれ、“女子目線で”かなりむかつく登場人物が増えてきた。その他いつもの登場人物たちには、よくぞここまでおしゃべりになれるものだ!と思うことしきり。

    今回は、雪に閉ざされたコミュニティ・ホールが舞台。
    犯人はこの中にいる。

    ついでに2人の男性どっちも捨てがたいと思っているのは“魔性の女”とはもっとも遠いところにいる魔性の女ハンナ。結婚しているワタシとしては絶対ノーマンを推しますが…このスペシャルいい人ノーマンと「顔」で4てんびんにかかるマイクってどうよ。そんなにいい男なのか?

  • 原題:SUGAR COOKIE MURDER
    著者:Joanne Fluke
    訳者:上條ひろみ
    初版:2004(US),2005(JP)
    コージー・ミステリ
    ハンナ・スウェンセン・シリーズ第6弾
    クリスマス・パーティ兼ハンナが出版する料理本のレシピ試食会が舞台。
    何故殺したのかという動機がメイン。トリックは特になし。
    本シリーズでは珍しく、殺人から解決迄数時間なので展開はスピーディ。雰囲気も良く面白かった。
    シリーズも巻を重ねているということもあり、次巻への複線もシッカリ。次が楽しみ。

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