戦慄 (上) (ヴィレッジブックス F マ 9-3)

  • ヴィレッジブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789732048

感想・レビュー・書評

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  • 「ストレンジャー」に愛する家族を、そしてその後にも愛情を抱く人々を殺され、人生をめちゃくちゃにされている少女サラが、殺人現場にスモーキーを呼び出したところから物語は始まります。

    少しずつ傷は癒えてきたとはいえ、スモーキーもボニーもトラウマを抱えて生きていかねばなりませんし、チームのメンバーにもそれぞれに深刻な悩みがあります。

    楽しいこともないわけではないけれど、辛いことも多いのが人生で、その「ままならなさ」をリアルに描いているところがこの作品シリーズの魅力なのだろうと思います。

    読んでいて苦しくなるサラの独白もありますが、事件解決に向けて奮闘する(であろう)スモーキーたちの活躍が楽しみです。

  • 続編出版されたんだ。ということで手に取った。

  • 978-4-7897-3204-8 428p 2007・11・20 初版1刷

  • 前作「傷痕」のあとのスモーキーたちの話。
    前作以上に、異常な世界が広がり、読んでいて自分が正常なのかと疑いたくなってしまう…
    後半(上巻)は、怒濤の涙必至です。
    ノンストップで詠みたくなる上等な作品だと思います。

  • 壮絶な過去を持つ人ばかり
    なんだか読みづらい

  • グロい。エロい。なので18禁ですが、面白い。
    スプラッターはそれほど好きではないので、こういうこと細密に描く作家ってどんな人?とも思うが、話の展開はなかなか。今回は前半読み終わったところでまだ犯人は特定できず。後半に期待。

  • 夫を目の前で殺され、顔に傷を負ったFBI捜査官スモーキーの第2作。
    今回も残忍な事件を担当してます。心に追った傷というのはなかなか癒えないし、一生つきまとうもの。

  • 2007年発表
    原題:The Face of Death

  • 1作目で家族を失い、顔の傷を負った、傷つきながらもタフなヒロイン。
    スリリングで鮮やかな書きっぷり。
    死体と共に残された少女が、自分の頭に銃を突きつけ、ヒロインを名指しで呼んでいるという。
    彼女の言う犯人とは?
    彼女を不幸にするためにつきまとって来た人物…
    犯罪のひどさと反比例するように、警察側はいい人ばかり。
    有能な人たちの愛と幸福が…無惨に砕かれるのだけど…
    シリアルキラー(連続殺人鬼)ものが好きならお薦め。
    少女の手記がかなり怖いです。

  • 直前に読みました「傷痕」のあと、似たような(そしてさらにひどい)ストーリーにちょっと食傷しました。
    真犯人がわかったときの衝撃も前作のほうが大きかったです。
    真犯人の心理、というかこういう事件を起こすにいたった経緯が私にはフォローできなかったです。

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