ここから出して!: 殺人犯に監禁された少女の告白 (ヴィレッジブックス N タ 2-1)
- ヴィレッジブックス (2007年12月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789732291
感想・レビュー・書評
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著者はベルギー連続少女監禁殺人事件の生き残り。誘拐されたのは12歳のときで、監禁は80日間にわたった。現在23歳。この本は事件当時の壮絶な虐待とレイプの記録、それから現在に至るまでの周囲との軋轢や自身の葛藤を克明に綴ったもの。偏見や差別に毅然と立ち向かう、その強さと健やかさにこころ打たれる。日本版の単行本のタイトルが「すべてを忘れてしまえるように」で、文庫本になり改題して「ここから出して!」になったみたいなのだけれど、どっちもなんでこんなタイトルにしたんだろう、せっかくいい本なのに題名のセンスがなくて最悪だな、とおもう。ちなみに英語版は「I Choose to Live」こっちの方がぜんぜんいいし、内容にもあっている。
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幅99cm、奥行き2m34cm。
黄色い壁に囲まれた汚い地下の穴蔵に、
80日間、私は監禁された――。
戦慄のノンフィクション
ベルギー中を震撼させた連続少女暴行監禁殺人事件
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本屋で立ち読み読破。重たい内容。
淡々と書かれていた、ような気がした。
あんな犯人が模範囚として釈放されたことが理解できない。
妻はもっと理解できない。鬼。
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子供は言われたことを簡単に信じてしまうんだなぁと思った。
今ではこういう犯罪も珍しくないのが悲しい。
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