定本トランジスタ回路の設計: 増幅回路技術を実験を通してやさしく解析 (定本シリーズ)

著者 :
  • CQ出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789830485

作品紹介・あらすじ

電子回路のブラックボックス化が進む中、現代のエレクトロニクス技術の原点といえるトランジスタ回路の設計技術を、基礎の基礎からやさしく解説しました。

感想・レビュー・書評

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  • 著者が社長に成られたそうで記念に。最近、アナログ回路にちょっと興味が湧いたのでキチンと勉強してみようかと。図書館には必ず置いてあって、読んだこともあったけど、実は持ってなかった。

  • 電気系の定番っちゃ定番.だからこそ「定本」シリーズなんだけどw

  • 増幅回路(エミッタ接地)、出力強化(エミッタフォロワ)、パワーアンプ、周波数特性(ベース接地)、セレクタ,カスコード,負帰還増幅,直流安定化電源、作動増幅回路などなど、豊富な実例と特性の説明がある。

    実用書としての黒本。

  • 回路設計を自分で行いたいと思い、友人から薦められて購入した本。

    結論から言うと、とてもわかりやすく、さすが昔から生き残っている本だなと思った。
    今まで、いろいろと電子回路の本を読んできたけど、回路「設計」に関しての解説が一番丁寧であった気がする。
    特に、オーディオアンプやビデオセレクタなど、身の回りでそのまま使える回路を設計しながら説明してくれているところがとてもよかった。
    数式も少ないため、電気回路をよく知らない初心者(ただし素子の役割はある程度知っておいたほうがいいかも。)でも読みやすいだろう。
    最終的には、現在ではICとなってしまっているオペアンプの設計を行ってこの本は幕を閉じる。

    回路設計の敷居が高いと思っている人は、この本を読めばそこまで敷居の高いものではないことを実感できるだろう。

  • アナログ回路系技術者の定番書。トラ技編集部主催で、本書の著者によるセミナーも開催されているので、チェックされたし。

  • トランジスタを用いた回路設計を行うための考え方がわかる。難しい理論は使わず、感覚的に動作を捉えることができるようになっている。説明も細かい部分まで省略せず、痒い所に手が届く。名著中の名著。

  • 【2010/8/7~/】

    【理由・目的】
    会社の上司に薦められたから
    能動素子の動作が直感的に理解できず、回路の解読に苦しんでいたから

    【学んだこと】
    ものすごく色々ですが・・・例えば
    バイポーラは電流駆動、MOSは電圧駆動

    【感じたこと】
    トランジスタ回路初心者にうってつけの本。
    素子の動作と、増幅回路などの設計根拠がすごく分かりやすくまとめられています。
    読み終わったら自然と回路が見れるようになっている、みたいな感じです。


    【実践】

  • 電子工作を経験したことのある人の中でキットは作ったことがあるけれどもオリジナルのものを設計したい。でも・・・どこから初めていいかわからない・・・
    そんなかたにオススメしたい書籍になります。

    今回紹介する【定本 トランジスタ回路設計】は著者の書き方が割とフランクリーで読みやすく内容を理解しやすいように書かれていると思います。
    トランジスタ回路設計という言葉だけ聞くと難しそうに聴こえますが、オームの法則という電気の中で最も有名で複雑ではなく中学校程度の数学を用いれば回路設計に必要な数値が求められるように丁寧に説明されています。
    又、使用する部品の選定方法やそれに関するデータシートなどの読み方も説明されています。

    この書籍で学べることはスピーカーやヘッドフォンを鳴らすためのアンプの設計方法やマイコン、その他機器からLEDやリレーなど消費電力が比較的に多い回路を駆動する方法、個別素子による基本的なオペアンプの設計方法、電源回路の基本的な設計方法が学べます。

    電子工作の入門者、すでにやっている方、もう一度基礎を復習したい方にオススメしたい一冊です。

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