おじいちゃんのごくらくごくらく (ひまわりえほんシリーズ)

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著者 : 西本鶏介
制作 : 長谷川 義史 
  • 鈴木出版 (2006年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790251415

おじいちゃんのごくらくごくらく (ひまわりえほんシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 肉親への愛と別れとを描いた、幼児絵本の秀作。
    ラストから二枚目の、お母さんに抱きついて泣いている場面では、ほとんどもらい泣きである。
    何度読み返してもそれは同じで、タイトルになっている「ごくらく」の意味が、読後しみじみと心に押し寄せてくる。

    男の子とおじいちゃんて、ちょっと特別な間柄。
    寛大で、一緒に遊んでくれて、色々なことを教えてくれて。
    この本に登場する「ゆうた」と、おじいちゃんもそう。
    前半は、どんなにおじいちゃんが好きか、どんなにふたりの絆が深いか、小さなエピソードを積み重ねてある。

    だが、中盤でおじいちゃんの表情が変わる。
    ゆうたと一緒にお風呂に入るときの「ごくらくごくらく」という満面の笑みはもう見られない。
    大人の読み手なら、辛いラストを予想してしまうところ。
    そして、その予想どおりの展開になっていく。

    おじいちゃんが亡くなったことを「ほとけさまのくにへ いってしまいました」と表現する、その優しさには涙・涙である。
    たくさん愛されたその思い出が、宝物となって今の自分を支え、守ってくれる。
    だからゆうたは「ごくらくごくらく」と言うと、悲しいだけでなく幸せな気持ちになれるのだ。
    別れは人生につきもので、いつだって辛く悲しいもの。
    だが絆が深い分だけ、たくさんのものを残してくれたことに後々気が付くのだ。
    それを、こんなふうに身をもって教えてくれるお年寄りは、本当に貴重な存在だ。
    後年、ゆうたは「ごくらく」という言葉の意味を知って、また更に幸せに生きて行くことだろう。そんな気がする。
    こんな合言葉がもっともっとたくさんあったら、世界中の子どもたちが豊かな気持ちになれるのかもしれない。

    この絵本を読んで、祖父母と同居している子は、もっとおじいちゃんと話したいなと思うだろうし、離れて暮らしている子は、おじいちゃんに会いたいなと思うのかもしれない。
    そうだといいなぁ。そうであってほしいなぁ。
    私も、読むたびに父を思い出し、そして泣いた。
    約8分。幼児から大人まで。

  • 娘のお気に入りの一冊。娘は読み聞かせしてほしい本と、自分で読みたい本を分けている。本書は前者。
    けれども、これまで祖母がほとんど親がわりであった自分としては、平静には読めない内容。祖母は2017年現在95歳。まさか、あと10年、20年、30年は生きてくれないだろう。というか、今の状態でそこまで生きたくもないだろう。さあどうする。娘が、「読んで」と言うたびに、親の覚悟を迫ってくる。

  • 読み聞かせ用

  • おじいちゃんを大好きな子に

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み再製本した、ユニバーサルデザイン絵本の貸出をしています。
    ・ 状況が「読みたい」になっている本は、貸し出しできます。
    ・「いま読んでる」になっている本は、貸し出し中です。
    貸出方法については、ユニリーフのHP  http://unileaf.org/  をご覧下さい。

  • ものすごく切ない気持ちになりました

  • 温泉好きなおじいちゃん、孫と一緒にお風呂に入ってごくらくごくらくと言ってる。ある日、腰が痛いと言ってそのまま亡くなってしまう。
    けど、お母さんは、子供と一緒にお風呂に入ってごくらくごくらくと言ってる。きっと、亡くなってもおじいちゃんと気持ちはつながってるはず‥。

  • おじいちゃんやおばあちゃんを大切にしようって思える絵本。泣いてしまうよ。
    孫がこんな風に自分を好きでいてくれたらめっちゃ嬉しいだろうな。めっちゃ嬉しいよ絶対。

  • 5歳の娘のために図書館で借りた本。
    絵本で初めて「身近な人の死」について触れました。
    娘もいずれその時を迎えると思いますが、受け入れ、乗り越えられるよう、ただただ願います。
    この本を読んでからお風呂の中で手を合わせて「ごくらく、ごくらく~だね!」と言うようになりました。

  • 魔法の言葉「ごくらくごくらく」。これも老人から子どもへの思い出と優しさの継承がテーマか。

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おじいちゃんのごくらくごくらく (ひまわりえほんシリーズ)の作品紹介

おじいちゃんはお風呂に入ると、いつも言います。「ごくらくごくらく」…この言葉は、いつしかおじいちゃんとゆうたをつなぐ合言葉となりました。

おじいちゃんのごくらくごくらく (ひまわりえほんシリーズ)の大型本

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