意味の歴史社会学―ルーマンの近代ゼマンティク論 (SEKAISHISO SEMINAR)

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著者 : 高橋徹
  • 世界思想社 (2002年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790709169

意味の歴史社会学―ルーマンの近代ゼマンティク論 (SEKAISHISO SEMINAR)の感想・レビュー・書評

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  • ルーマンのゼマンティク論の具体的分析を通じて、ルーマンのシステム理論の位置づけを明らかにしようとする研究である。ゼマンティク論は、大雑把に言えば、コゼレックら概念史学派の歴史的意味論の具体的成果を踏まえつつも、全体社会との連関を更に検討していくものであると言える。その点で、ルーマンのゼマンティク論は近代ヨーロッパの思想史研究の只中で形成された理論である。だから、そうした文脈を離れてルーマン理論を観察すると適用可能性に乏しい単なる抽象物に見えるが、実際には、具体的事例研究を通じて形成された、それ自体もヨーロッパのゼマンティク構造によって規定されているところの、歴史性を帯びた理論なのである。こうした解釈を踏まえると、次のことが明らかになる。つまり、ルーマンのシステム理論の応用の難しさを嘆くばかりではなく、諸理論が社会構造によって可能になっているという認識を踏まえたうえで、それぞれの理論を吟味することを考える必要があるということである。その点で、理論は自己言及性を伴った「普遍的」理論でなければならない。

  • ルーマン社会学入門

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意味の歴史社会学―ルーマンの近代ゼマンティク論 (SEKAISHISO SEMINAR)の作品紹介

システム論論争、オートポイエーシス概念の導入などで知られるルーマンの歴史的研究に注目。ルーマン理論を近代の歴史的地平に接続する。

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