第三帝国のR.シュトラウス―音楽家の“喜劇的”闘争

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著者 : 山田由美子
  • 世界思想社教学社 (2004年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790710462

第三帝国のR.シュトラウス―音楽家の“喜劇的”闘争の感想・レビュー・書評

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  • 大正時代の作家は明治時代と違って「幻影」を求めていた人たちが多い?谷崎潤一郎、永井荷風、佐藤春夫、芥川龍之介などを詳しく論じています。そして共通点はいずれも隅田川を愛していたことだそうです。明治・大正までは東京は下町が中心で文字通り「水の都」としての情緒があったが、都市化と共に埋められ、汚染され、そして高速道路に空を奪われてしまった東京への挽歌でもあります。未だ読んだことのない春夫「美しい町」「都会の憂鬱」はぜひ読んでみたいと思いました。また、都市の特徴としての「密室」「路地」なども彼らが共通して描いているところだそうであり、現在の都市における犯罪の激増を予言しているようです。現実的であった明治時代と比較し、幻影を求めた大正時代は弱弱しいながらロマン、そして現在に通じる真実を感じる時代です。

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第三帝国のR.シュトラウス―音楽家の“喜劇的”闘争の作品紹介

ワーグナー亡きあとドイツ・オペラの黄金期をもたらしたR.シュトラウス。ナチス政権の帝国音楽局総裁という立場にありながら、禁令を犯してまでオペラ『無口な女』の上演を敢行したのはなぜか。ナチスに対する大音楽家の「命がけの悪戯」の謎に迫る。

第三帝国のR.シュトラウス―音楽家の“喜劇的”闘争はこんな本です

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