もっと知ろう!! わたしたちの隣人―ニューカマー外国人と日本社会

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  • 世界思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790714590

作品紹介・あらすじ

「移民」のいない国、日本。だが、グローバル化と少子高齢化の中、日本の農業や産業は今や多くの新来外国人労働者に支えられている。中国、ブラジル、フィリピンなどから来た彼らはどのように働き、暮らしているのか?多様な外国人住民を包摂する21世紀の日本を考える。

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  • [ 内容 ]
    「移民」のいない国、日本。
    だが、グローバル化と少子高齢化の中、日本の農業や産業は今や多くの新来外国人労働者に支えられている。
    中国、ブラジル、フィリピンなどから来た彼らはどのように働き、暮らしているのか?多様な外国人住民を包摂する21世紀の日本を考える。

    [ 目次 ]
    はじめに―ニューカマー外国人と二一世紀の日本社会
    第1章 ニューカマーの制度的位置づけ―日本の出入国管理政策を中心に
    第2章 地場産業を支えるのは誰か―茨城県の水産加工業と外国人労働者の動態
    第3章 外国人に依存する農業―北海道の中国人研修生・実習生の役割
    第4章 「ガラスのコップ」が壊れる時―国際金融危機と日系南米人の生活
    第5章 地域社会にみる多文化共生―名古屋市中区のフィリピン・コミュニティの試み
    第6章 ニューカマーの流入と都市の“多文化”化―新宿区大久保の二〇年
    第7章 礼拝の場を求めて―日本に住むムスリムのモスク設立運動
    第8章 日本の多文化民主主義を見据えて―外国人支援NGOが持つ意

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    [ 参考となる書評 ]

  • IT技術者に代表されるように近年日本では専門知識や技術を有する外国人受け入れの要望が高まってきている。
    インドネシアからは看護師の受け入れを開始した。
    水産加工業ではインドネシア人が茨城に多い。
    日本の農業を外国人に依存している。
    大久保はエスニックタウン。ムスリムスポットも急成長していて、モスクに入りきれなくなっている。
    日本にはモスクが61箇所もある。

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著者プロフィール

1943年生まれ。コーネル大学Ph.D(社会学)
現職:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 教授
専攻:比較社会学
現在の研究関心:東南アジアの文化と政治の動態、スマトラの村の20世紀

「2004年 『変容する東南アジア社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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