EMDRツールボックス -複雑性PTSDと解離の理論と治療-

著者 : ジム・ナイプ 菊池安希子 大澤智子

• 星和書店 (2019年5月31日発売)

作品紹介・あらすじ

PTSD（心的外傷後ストレス障害）をはじめとするトラウマの最先端治療法であるEMDR（眼球運動による脱感作と再処理法）。本書は，EMDRの目覚ましい効果を感じながらもより複雑な情緒的問題に難渋するEMDR治療者のための最新ガイドである。豊富な事例を用いて複雑性PTSD（重篤な愛着障害，解離性パーソナリティ構造，根深い心的防衛）治療を概観。標準EMDRへの理解をさらに深め，臨床に役立つ追加的治療ツールを授けてくれる。PTSD以外にも治療対象の拡大が期待されるEMDRを使いこなしたいEMDR治療者必携の書。

感想・レビュー・書評

[東京大学医学図書館さんの感想 · 2019年8月22日]

8月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search/?lang=0&amode=2&appname=Netscape&version=5&cmode=0&smode=0&kywd=4311462883

著者プロフィール

コロラド州在住の開業心理士。1976年に開業し，1992年よりEMDRを使用した臨床に従事している。EMDR-HAPトレーナー，EMDRIA認定コンサルタント＆インストラクター。EMDRIAより2007年に「マスターセラピスト」の称号を授与された。世界各国のEMDR学会の年次大会にて講演やトレーニングを実施するほか，9.11や1999年のトルコ地震のサバイバーにEMDRを実施した結果についての論文など著書多数。　

「2019年 『EMDRツールボックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」