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- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791308101
感想・レビュー・書評
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表題作は冤罪を明らかにする物語。しかし、冤罪を世の中に明らかにするまでにはいかない。現実的な日本型組織や日本社会の限界を描いている。
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この短編集、面白かった!
特に印象に残ったのは「密夫の顔」、それから「臍曲がり新左」。
臍曲がり・・・は、実に痛快だった!ユーモア溢れる藤沢氏の書き口がたまらない。
また、「十四人目の男」はなんとも哀しかった。・・・だが女というのは、たとえ短い一生を送ろうとも愛する男と巡り合い、一時でも幸せを噛み締められたのなら本望で、死んでも惜しくないものかもしれない。
なんていろいろな物語に様々なことを思った一冊だった。
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