一番よくわかる個人事業の始め方 最新制度完全対応版

著者 : 鈴木克俊 塩畑英明 奥山学 吉澤大

• 西東社 (2008年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[senookenさんの感想 · 2019年9月16日]

# 書評☆3 一番よくわかる個人事業の始め方 | 出版は古いが見開きの解説がまとまっていて悪くない

## 概要
- 書名: 一番よくわかる個人事業の始め方
- 副題:
- 著者: 鈴木 克俊 and 塩畑 英明 and 奥山 学 and 吉澤 大
- 出版日: 2008-12-15
- 読了日: 2019-08-28 Wed
- 評価: ☆3
- パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/11/13/

## 評価
税理士4名により書かれた個人事業開始の解説本だ。

事業開始の事務手続き，資金繰り，開始後の経理処理，税金対策など個人事業開始で発生する事務処理に焦点をあてて解説してある。

よくある個人事業解説本と異なり，中途半端な事業成功のコツが書かれていない点が評価できる。

事務処理にフォーカスが当たっており，見開きで項目が解説されていてよかった。

## 引用
> ### p. 88: 官公庁に提出するおもな届け出の種類

個人事業開始時に発生する届け出の一覧が掲載されていた。個人事業開始本ではこの一覧が微妙に足りていないものがあったりしたが，本書は完全に網羅できているように感じた。

## 結論
出版が2008年とやや古くて心配だったが，基本的に問題なかった。

中途半端に事業戦略のコツを書いている類書と比較して，事務処理に徹しているのがよかった。

ただし，やはり「[新版 トコトンわかる 個人事業の始め方](https://senooken.jp/blog/2019/11/05/)」のほうが，文量が多い分，詳しく，内容も新しいので，特に理由がなければこちらをあたったほうが良いと思う。

[kiwimayuminさんの感想 · 2011年7月1日]

個人事業を立ち上げるにあたっての心構えから始まり、退職や立ち上げ準備、プランの作成、経理や税金などの注意や流れが書いてあります。行間や文字間が広いので見やすいのもあり、とっつきやすいです。
起業を意識したら一回読んでみると何となくのイメージがつかみやすいかもしれません。
項目の右上に「ここに注目」という章のポイントが書かれていて、なんとなく参考書っぽい雰囲気です。

[daitenjpさんの感想 · 2011年1月18日]

汎用的な内容。
具体的には他の書籍も読まないと厳しいかな

[yutaro2009さんの感想 · 2009年5月29日]

ほとんど読まなかった。