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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791613830
感想・レビュー・書評
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クラシック音楽入門者や初めて西洋音楽史の本を読む人には向かないが、「もう一度学びたい」とタイトルにある通りに西洋音楽史の学び直しにちょうどいい本である。
2色刷りで、文字も大きく、一つのコンテンツは見開き2ページ完結しているため読みやすい。グレゴリオ聖歌から、現代音楽まで幅広く取り上げられているので、シュッツやスカルラッティ親子の名前も出てこないし、シューマンとブラームスの関係も書いていない様な浅いところもあるが、駆け足で西洋音楽史をおさらいするにはにちょうどいい。
章立ては8つで、クラシック音楽の中心である、「バロック」、「古典派」、「ロマン派」と、「両大戦間(1919〜1944年)」や「現代音楽」などが同じくらいの文量なので、「バロック」、「古典派」、「ロマン派」の説明は薄く感じるが、これらの時代の本はもうたくさん読んでいるというくらいの人にお勧めである。リゲティやケージ、ペンデレツキまで取り上げている所を評価したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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